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200km/月

仕事が終わり、着替えて一服しながらメーターを見ると、累積距離が『3989km』になっている。自宅近くで4000kmに達するではないか。
サイクルコンピュータを導入したのは一昨年の2月。7月の末頃から調子がおかしくなった。うまく作動しないのである。上板橋―渋谷の往復はおよそ30km、しかし途中で動きが止まり、走行距離が10km程度しか記録されないことが続いた。
読み取りセンサーを掃除したり、断線を疑ってコードをいじったりしてみてもダメ。メーカーにクレームを上げ、代替器をテストしてみると正常に作動。結局は器械本体の接点の異常であろうと、代替器に交換したのが9月半ばだった。それから足掛け20ヶ月、やっと4000kmを記録した。(前の器械からの累積では5360kmになっている)
阿佐ヶ谷と自宅との距離は通常のルートだと11.4km。自宅近くの公園あたりで4000になるだろうから、最後は街灯の明るい所で確認しながら走ろうとスタートした。読み通り、東上線の踏み切りで電車の通過待ちをしているときに3999.8、そこから200m走らせてメーターを外した。
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メーターをセットして乗るのは仕事に出向くときだけなので、実際はもう少し走っているが、月に200km。
身体的変化は、古傷の膝が痛まなくなり、また心肺機能が向上したのだろうか、4Fまで階段を一気に駆け登っても息切れがしない。そして、太腿が3cm太くなって60cmになった。30代半ばのときに62cmだったのだから、後もう少し。
ただ、減量面ではさして効果が上がっていない。乗り始めた2年半前からおよそ3kgしか落ちていないのだから。上半身のトレーニングも入れて、全体の筋力を上げた方がいいのかとも思っている。
以前のような『ドカ食い』もしなくなったのに、あまり落ちないことには飼育係も首を傾げている。
ズボンのウエストサイズが小さくなったのをいい兆候としておこう。
さらに飼育係の「シルエットが前より締まったよ」というお世辞も励みにしよう。
このままなら5000kmに達するのは9月。それが少しでも早くなりますように…。
# by luehdorf | 2013-04-28 00:15 | 自転車

ハッシー!の駅弁図鑑(10)

先週、仕事に行ったときに勧められたのがこれ。
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駅弁の人気投票でずいぶん上位に入ったものなのだとか。
小さく書かれた「チキンカツ」を見落としていて、写真を撮ろうとして気づき、ウッヒャァ~となった。
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大きいのが3個も…。
仕方がない。最初に3つともやっつけ、その後たっぷりの野菜とワラビやサツマイモの茎の味つけ煮でご飯を食べた。
食品衛生法の規定なのだろう、『ピューラックス』(次亜塩素酸ソーダ、家庭用の漂白剤と同類)にさらしたためか、リンゴの味が今ひとつ。でもレタス、キュウリ、カリフラワーそしてセロリはしゃきっとしていておいしかった。
豚カツだったら最高だったのに…。
売店で聞くと、『丸政』という会社(ホームから駅の北側に見えた)は、前回と今回の2つ以外にも何種類か出しているそうで、『風林火山』がお勧めだと…。ただしこれが¥1,260、悩むところである。また、カツサンド(豚と鳥の2種類)もあり、これは前日までに予約する必要があると。写真を見たが予約してみたくなった。

仕事場からの帰途、目の前に甲斐駒の雄姿が…。入笠小屋で夕闇の迫る頃、紫色に染まったこの山を見ながらお酒を呑むのが好きだった。
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電車が着くまでの間ホームをぶらぶらしていたら向かい側にこれが。
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若き日のN様たちはここから野辺山近辺のチョウチョにアタックしていたんでしょう。鉄道最高標高点の標柱は国道からも見えたっけ。今度写真を撮ってこよう。
小淵沢駅、不思議なことにホームが2本あり、1,2番腺そして4,5番腺と表示されていて3番線がない。観察してみての推測は、もともとは駅舎と並んだホームがあってこれが1番線。複線化などの線路工事でそのホームが廃止され、2,3番線を1,2にずらして3番を欠番にしたのではないか?この次駅員に聞いてみよう。

帰りの1本。
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富士河口湖町の蔵。アルミ缶入りの300ml、イラスト部分がシールをはぐとお猪口になる。軽い飲み口でした。これのおかげで4合瓶へシフトするのがまた延びた。
# by luehdorf | 2013-04-25 00:30 | いろいろ

ハッシー!の駅弁図鑑(9)

先週末、“ミッションG”で名古屋へ出向いた。土曜日の前夜祭、調子が上がってきた正にそのとき、N様が隣にやってきた。そして耳元でそっとあることを…。その的を射た分析に愕然とし、うなずくしかなかった。
何たる観察者! 緻密な心配りの根底にはこの観察力があったのだ。
一度沈没し、K様と入れ替わりに復活。何とかお開きまで騒ぐことはできた。楽しかった。
しかし、月初めにひいた風邪が長引き、目の覚める前にひどい咳が出る。多分皆さんの安眠を妨げてしまったろう。ご容赦を。
そんなこんなで本番の朝の朝食前。
「今年から小淵沢での仕事が入りましてね」というと、P様から「あそこなら、『元気甲斐』がありますな」と…。

はいありました。
この駅弁、発売当初に少し話題になり、気にはなっていたのだが、車での行き来ではなかなか試すまでにはいかなかった。昨年の夏から甲府に出向くようになり、何とかしようと思ってはいた。そして今回の小淵沢の話が…。まるで、虫採りしなさい、駅弁食いなさいっていうようなお膳立てである。
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二段重ねでこれは「一の重」。
胡桃ご飯とのことだが鳥も入っている。小分けの部分にはレンコンのきんぴら、コンニャクの煮たやつ、ゼンマイと揚げのゴマ和えなどが入っている。
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そして「二の重」。
シメジの入ったおこわでクリの甘煮が乗っけてある。鶏肉の味噌焼き(柚子風味)、アスパラの豚肉巻きとボリューム満点で、ヤマゴボウと沢庵、そしてワカサギの南蛮漬けまで。
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全体のボリュームは、女性なら2人でこれを一つ買ってシェアすれば、十分満足できるだろうと感じた。
値段も¥1,300と昼食にするには高め。今回はずっと思い描いていた一品だからと特別に奮発した。次回からまた¥1,000以内にしなければ…。

帰りの1本。何と小淵沢駅の売店に『七賢』の純米が…。いい切れをしてました。
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# by luehdorf | 2013-04-17 23:04 | いろいろ

ハッシー!の駅弁図鑑(8)

天気は上々なのだが風が強かった。
駅までの道すがら目にする木々、モクレンは少し芽が膨らんできたようだが、サクラはまだまだ。そろそろどこかの庭先でウメが咲いてもよさそうだと思うのだが…。

いつもの新宿エキナカ。ケースを見渡していて目についたのがこれ。
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そういえば今シーズンはまだカキを食べていない。
北海道・厚岸の会社製。厚岸ならサロマと並ぶ有名なカキの産地、ワクワクしながら開封。
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大振りのカキが4個、そしてツブ貝とアサリとシイタケが入っている。いろどりはフキの煮しめ。
ご飯の色を見たときに「濃い味つけか?」と思ったのだが、そうでもない。少し甘さがあって、貝類を煮たときのうまさがしっかりと感じられた。
カキも火を通したのに身の縮みがなくてプリッとした食感。夢中で食べてしまい、三鷹に着くまでの10分足らずで完食。

帰りの1本。
甲州産のお酒のワンカップで、甲府駅ビル内の酒屋にあるものは制覇した。新宿で改札を抜けずに入れるスーパーを覗くと1種類だけ置いてあった。
実はこの酒、我が家の近くのスーパーに四合瓶の純米が置いてあり、たまに買っている。山形は天童の蔵。
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アル添だけど悪くはなかった。
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大月に停車したとき、ふと見るとこの案内板が。「富士山」の文字を見つけて慌ててカメラを構え、ピントを合わせる。ところが降車した人たちがぞろぞろと前を横切り、なかなかシャッターを切ることができない。やっと人波が途切れたら電車が動き出した。
# by luehdorf | 2013-01-31 23:24 | いろいろ

ハッシー!の駅弁図鑑(7)

朝に降っていた雨もほとんど上がり、傘を持たずに出かけられるのが嬉しかった。
いつもの新宿エキナカの駅弁屋、昼前とあってやけに混んでいる。目的のケースの前にすき間ができたのを見計らって体を割り込ませる。ありました『深川めし』。
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元々はアサリの味噌汁をご飯にぶっかけたのが始まりだったのだということを聞いたことがあるが、今はアサリの剥き身を甘辛い薄味で煮て、その汁でご飯を炊く、まぁ「アサリの炊き込み」。
水戸通いをしていたときからのおなじみで、気に入りの一品である。
ところが開けてびっくり…!
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ないのである。ハゼの甘露煮!これのきつめの甘辛味が薄味のご飯とすごくマッチしていたのに…。
炊き込みの具は、アサリとささがきのごぼう、そして油揚げ。
ハゼを外したからか、この具材が心なしか多く入っていたような気がした。
煮アナゴにもほとんどツメがかかってないし、コンニャク、ニンジン、インゲンも薄炊き。少し濃い味が欲しいときに、箸の持っていき場がない。
べったら漬けと小ナスの漬け物を助けに、うらめしさを感じながら食べ終えた。
でも、好きだよ、『深川めし』。

帰りの1本。
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これは車内販売で売っているもの。
この蔵、富士見にも酒造蔵を持ち、入笠からの水で仕込んでいる。また、協会酵母7号とかいう酵母は、諏訪の蔵の“蔵つき酵母”だったはずである。
とにかくお気に入りの蔵の一つ。
甲府駅ビル内の総菜屋で買った春巻きとかき揚げを肴に、2本いかせてもらいました。

追記 
外部リンクした『タカのブログ』について少し。
1996年、思うところあって予備校業界にシフトした。
仕事が始まって2週間ほどしたとき、見知らぬ生徒がやってきて「チョウチョを教えてください」と…。
漢文のKという女性講師がボクのことを喋ったらしいのだ。この女性講師、かなりブッ飛んでいて、ダンナは何年か前の南極観測隊の隊長。あの頃は越冬隊で日本にいなかった。そのダンナが帰ってきたとき、娘と2人で転居してしまっていて大騒ぎになった。
何でも前の住いで洗濯機をオーバーフローさせて階下を水浸しにし、立ち退きを食らったのだとか。それで賃貸はイヤだってことで、勝手に新居を買ってしまったという。
あの年の暮れ間近、1年目の講師が集まって呑む機会があり、「ハッシー!、ウチのダンナは先生の後輩なのよ。だからって体型まで似なくたって…」と。知らないよぉ~。
まぁ、タカ君、それからはボクの出講日で授業のないとき(彼は授業があった)、ずっとボクのデスクに張りついてチョウチョの話ばかり…。
その後、互いの住いが近くなったこともあって、「鳥かつ」のカウンターの平均年齢を下げるのに大貢献した。「鳥かつ」の仲間が「彼、教え子だって?何教えたの?」と問うのには「チョウチョ」と答えるしかなかった。
そんな彼、いろいろとあってベトナムで仕事を始めようと一生懸命になっている。
忙中の閑にはチョウチョの写真を撮ってupしているので、よろしかったら励ましてやってください。
# by luehdorf | 2013-01-23 10:47 | いろいろ