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総括…の続き

夏を無事に経過した。
暑さが本格的になり出した7月23日、渋谷までの往復だったのだが、行きに軽い脱水症状を起こした。家を出るときの気温がそれほどでもなかったので、向こうへ着いてから水分補給をすればいいだろうと軽く考えて走り出した。山手線の外側から攻めて、代々木公園を回り込もうと坂を登って信号で止まったとき、地面に着いた足の感覚がおかしい。そしてキャップのつばからも滴る大量の汗。「マズイ!」とすぐに歩道に上がり、道脇の自販機でお茶のペットボトルを買って小休止し、事なきを得た。
仕事場についてからは、近くのドラッグストアで“OS1”、そしてコンビニで1ℓカップ入りの氷を買い、ドバドバッと注いでキンキンに冷えたやつをガブ飲みして水分を補った。それでもこの日は帰ってから体重を量ると、出がけよりも3kg減。暑さの真っ盛りの運動のすごさを改めて知った次第。
仕事用のズボンとシャツ、着替えのTシャツと汗拭き用のタオル(これは水にユーカリオイルを垂らしたものに浸し、汗を拭いてそれが染みても臭くならないように工夫した)をザックに詰めるから、仕事に必要なものも含めて結構大荷物になった。あとはサイドポケットに梅エキスの入ったキャンディ。
その後少し賢くなって、コンビニの冷凍庫にあるチューブアイスの凍らせたヤツなんかを買って、それをタオルでくるんで持ち歩いた。これは正解。タオルのチューブに当たっている部分が凍り、顔を拭くときなどにものすごく気持ちがいいのである。
さらに飼育係が昨年買っておいたとかいう、保冷剤を入れて首に巻くバンドも見つけた。早速使ってみると首の後ろ、いわゆる“ぼんの窪”の部分がきちんと冷やされるのでとても快調なのである。ただ難点は30分ほどで溶けてしまうことで、「片道切符」なのだ。行った先に冷凍庫があれば好都合なのだが…。
いろいろと対策を講じて8月、9月を乗り切った。8月からは新たな依頼で白金方面へ行くことになり、これで走行距離は伸びた。上京して40年、行ったことがあるのかどうか記憶にすらない、青山とか麻布とかを自転車でカッ飛ぶのは気持ちのいいものだった。
ただ、8月半ばになってメーターに不具合が生じた。本体がおかしいのか、センサーが悪いのか、しっかりと読まなくなってきたのである。ひどいときは往復30km超を走っているのに記録は10km足らず…。自転車屋に伝えると、メーカーにクレームとしてあげて一式取り寄せるという。
結果は本体の不良。メーター自体の総距離数などはリセットされるが登録サイト上では前の機械からの累積になるという。それで一安心。
そして9月30日現在、累積は1590km余りで、機械の不具合で記録されなかった部分を少なく見積もっても1600kmを超える。これで↓の月平均170kmが200kmに伸びてくれた。
まぁ、よく頑張ったと考えよう。
身体がやっと分かってくれたのだろうか、体重にも反映されてきて9月末で3kgほど落ちて安定している。目標は四半世紀前の65kg。まだまだ10kg余りのオーバーだから道は険しい。
でもうまくいきそうな気もしている。それは、疲労感があって身体が重く感じられるとき、日和りたい気持ちを振り切ってとにかく乗って走り出すのである。そして思い切り踏んだりゆっくり走ったりの、インターバル・トレーニングの手法を応用していると、15分ほど過ぎたあたりから次第に快調になってくる。これはいわゆる“ランニング・ハイ”と同じ状況であろう。どうやらやっと“脳内麻薬”が分泌されるようになってきたようだ。
この状態を作り上げられるかどうかが「永続」の課題で、1年で何とか「走る=楽しい」という回路が出来上がったみたいだ。だから目標の達成だって年内とは言わないけれども春までには、と…。
by luehdorf | 2011-10-04 00:41 | いろいろ
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