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夏の思い出1…衝動買い

旧盆の頃、余りにも暑いので朝食を駅前の喫茶店で済まそうということになった。
クーラーの効いた店でのんびりと食事(パートナーはトーストとスクランブルエッグ、サラダのセット。ボクはカレーライス!)をしアイスコーヒーを飲んでの帰り、陽射しはとんでもないものになっていた。
家の近くの自転車店の前まで来ると、ご主人が開店の準備をしている。
暑さのせいなのか、突如衝動が湧き起こった。
「カタログ下さい!」。
家に帰りついて5分、決めてしまった。すぐに電話をし目当てのものが手に入るかどうかを尋ねると、在庫を確認すると言うことで待つこと10分、「カラーが赤ならすぐに入りますが…」と…。
熟慮すること15秒(?)、「すぐ取り寄せてください」。
よくよく考えれば数えで「還暦」、赤でいいではないか。
午後になって店に出向き、トークリップ(ペダルと足を縛り付けるヤツですな)やボトルホルダーなどのオプションの打ち合わせ。トークリップは誰かが色つきを使っているのを見たことがあるので調べてもらうと「赤」があるという。ボトルホルダーも…。
メーカーや販売店が盆休みに入ると言うので組み上げに2週間ほどかかるのだと…。仕方がない。一日千秋の思いで待って、9月の1日に出来上がった。
それがこれ…。
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ブリジストン社のアンカーというシリーズの「R7」というタイプである。
これまでにブリジストンの「ユーラシア」を2台乗りつぶしているが、どちらもランドナーというちょいと太目のタイヤをはいた自転車だった。今回のようなロードレーサーに乗りたい気持ちがあったのだが、あの頃のロードはチューブラーというタイヤをはいていて、パンクするとリムからはがして予備のやつをまたリムに貼り付けるという作業がとても面倒に思えて仕方なかった。
チューブタイヤならタイヤレバーでタイヤを外してチューブを取り出して水調べし、パンク修理キットで穴をふさげばものの15分ほどで終わる。
事実画鋲を拾って初めてパンクしたとき、道沿いに屋台を出していたラーメン屋にバケツと水を借り、すぐに直して「おじさんありがとう。一杯食べさせてください」と言ったら、「もう直したのかぁ~」って驚いていたものだった。
でも今回のロードはチューブタイヤをはいている。ずいぶんと細いチューブタイヤを作れるようになったものだ。
9月2日、暑さで目を覚ましたのが5時半、「今日も暑いよぉ~」というパートナーの声を聞き、「ちょっと走ってくる」と近くの公園へ出向いた。
陸上競技場、フットサル場そして野球場の周りを回るコースが1周870mであるとの表示がある。そこを11周し、最後に陸上競技場の外を1周するとほぼ10km。久しぶりだったので「流す」感じで走ってみたがいい汗がかけた。特に最後の3周は東と西の直線できつめにダッシュしたのだが体が自転車にしっかり乗っていた。
以来、雨に見舞われた日と帰りが遅くなった日を除いてきちんと乗っている。身体強健派の血が騒ぎ始めたようなのだ。
大塚、池袋そして高田馬場の仕事には着替えを担いで乗っていっている。もう少し気温が下がったら代々木にも乗っていこうと思っている。
ロードレーサーは軽量化の意味もあって泥よけがついていない。だから雨の日や濡れた路面では後輪のハネが背中に「一本線」を描く。そこで脱着式の泥よけも準備した。きつい雨じゃない限り頑張れそうだ。
嬉しかったことが一つ。最初に乗った日の夕方、太もも、ふくらはぎそして尻の筋肉に張りがきた。いわゆる筋肉痛だ。昨年、ボクの一つ上のMさんが「肩と腰と尻が痛くって…」と言っていた。よく聞くと、日曜日にボウリングをやったのの筋肉痛が3日後に出たと言うのである。「そりゃぁ、もうジジイだってことですよ。ボクは運動したその日に筋肉痛が出ますから…」と言ったのが実証されたからである。
まだ筋肉は若いぞぉ~!
by luehdorf | 2010-09-15 22:29 | スポーツ
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