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東京脱出

いきなりの梅雨明け、そして連日の猛暑。
連休に入る前日、飼育係が「今度の火曜日は仕事?」と。「先週で一区切りついたから休みだよ」と答えると、「涼しいところで少しのんびりしてこようよ」。
松本行きが決まった。土曜日曜とがんばって仕事を半分ほど片付け、月曜早朝に出発。
飼育係の指令は「とにかく涼しい所を選んで走れ」。
連休の最終日の下りはガラガラだから、山梨県警の覆面にだけ注意して須玉ICからR141へ入り、八ヶ岳東麓を北上する。
松原湖方面に入り、R299に合流して麦草峠へ。
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ここの『麦草ヒュッテ』は暑さに耐えかねたときの日帰りの避難場所である。コーヒーを飲んだりアイスクリームを食べたりして2、3時間うだうだして涼風を楽しむ。8月になれば庭先をキベリが舞うし、裏の斜面をウロウロすればベニヒカゲもいるのだが、こいつを採るにはちょいとばかり人の目が…。
今回は目的地が先だからスルー。でも山歩きの人たちがやたら多く、有料駐車場は満杯で、無料の公共駐車場は車があふれて路上駐車まで。
蓼科、白樺湖経由で霧ヶ峰へ。考えることは皆同じなのだろう。ここも混んでいて、小屋で休憩しようにも駐車待ち渋滞が起きている。松本まで一気に走り、松本城近くの喫茶店で一息ついた。
結局その後は宿に入り、風呂とお酒。
翌日、涼しい中でさわやかに目覚めた。飼育係は前夜寝ついてから朝まで、全く目を覚ますことなく眠ったという。「久しぶりに熟睡できた感じ…」。前日までのゲッソリした様子が嘘のように消えていた。
雲がかかっていたので朝食後に少しのんびりして出発。「まだ太陽が出てないからいいよね?」。おいしいコーヒーを飲みたいとの新たな指令。最近はまっている『コメダ』はあるのか? 市街地を走って、趣の良い店でコーヒブレイク。
窓際の席で空を見上げていると、雲が切れて太陽が顔を見せ始めた。やっとこちらの時間である。
「そろそろ…」と声をかけ、GWのヒメギフポイントを目指す。途中、ゴルフ場との分岐でオオムラサキのオスが道路脇を低く滑空している。飼育係も気づいて「あんな低く翔ぶんだぁ」。
ヒメギフポイントを通過してさらに登り、尾根道に入って目的地着。
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ヒメヒカゲがいいのではと思ったのである。
駐車スペースから西を望めば北アルプス。
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4,5年前、台風の通過後に寄ったとき、見事な景観に驚いていると、監視員のオッチャンが「こんなにきれいに見えるのは年に数回。ほんとにいい時においでになったね」と。
頂上から東には諏訪湖。
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この諏訪湖側の斜面に10年ほど前に入ってずいぶんといい思いをした。
西にはいないのだろうか。遊歩道を下ってみる。木道の両側の草原ではウラギン、ナミなどのヒョウモン類が乱舞している。
灌木が陽を遮るところで飛び出したのがウラジャノメ。
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これ結構好きなチョウチョだから、もっと寄ってと思ったら、元気よく翔んで逃げていった。暗い林内を翔ぶときのあのダラシなさがない。
黒っぽいのがいるからよくみるとコヒョウモンモドキ。
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よさそうな場所なのにヒメヒカゲは全く見られないので東へ転身。
斜面を下って草をかき分ける覚悟をしていると、途中の道に落っこっている何かのウ〇コで吸汁してるではないか。
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行き交う方々が「あらこんなモノを食べてる」とか眉をひそめるものだから、地べたに這いつくばるのがはばかられ、遠くからそっと…。
よく見るとそこらをペタペタと結構翔んでいる。前回、斜面上は湖から吹き上げる風が強く、舞い上がってはすぐに静止するというヘタレな部分を見てしまっているので、元気よく翔んでいるのを見ると、ちょっと意外な気がした。
とにかく周辺で…。
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裏展する気持ちがよぉ~く分かる。金色がかった裏面の派手さに比べ、表の何と地味なことか。
車からネットを持ち出したい衝動が湧いてきたのでストップ。
結構色々遊べて楽しかった。
帰途は塩尻峠側、R20へと下る。コンクリートを張った壁にエルタテハがくっついていたので、これは3つほど採らせてもらいました。
国道へ出る間際、オオムラサキの路上吸水を目撃。ずっと手前で見つけ「アレッ?」と言うと、「何か大きいのがいるよね」と飼育係も認識。10mほど手前で停車し、近寄ってみたらオス。ボクの影に反応して舞い上がり、道路に沿って下って行った。
ゴマダラでは見たことがあるがオオムラサキでは初めて。そうとう暑かったんだろう。

時間が早かったので高速を使わずに「道の駅」巡り。東京に帰り着いたのは21時過ぎだったが、ずいぶんとリフレッシュできたみたいで一安心である。
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by luehdorf | 2013-07-18 00:05 | チョウなど | Trackback | Comments(7)

ラミーカミキリとおまけ

7月2日火曜日。
前夜遅くまで仕事をしていたせいで、家を出たのが8時少し前。山手トンネルの4号線との合流が渋っている。
ラミーに切り替えた。
石川PAで飲み物だけ買い、現地着が10時。陽射しは強い。
20本ほど植えられているムクゲを1本ずつ覗き込んでいく。ざっと一回りしてダメ。今度は葉裏も含めて丁寧に見て回る。
いた!しかしすぐに脇のサクラの枝に翔ばれてしまった。
その後は飽きさせないようなペースで姿を見せる。何とか見られる画像が…。
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幼い(10㎝程)のカナヘビが日向ぼっこをしていた。
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餌待ちだったみたいで、この後、寄ってきた小さなバッタにアタックしたが逃げられていた。

昼過ぎに移動。良さそうな場所で叩いたりしゃくったり覗いたちするも不発。黒いアゲハでもと思ったがちょいと早いのだろうか…?
林道を下っていると、水溜りの縁で吸水しているのが見えたからブレーキ。車を降りて確認しようとすると、何ともタイミングが悪く、バイクが登ってくる。舞い上がったのは大きめのNeptis。この辺りならミズジの方である可能性が高いので、翔ぶ後を追ったが崖を登って行ってしまう。黒みが鮮やかだったんだけどなぁ。
車に戻ろうとすると道脇に小さなNeptisが2つ絡み合っている。離れたときの翔び方がコミスジではないから、ホシミスジかと思って見ていた。1頭が林床を低く翔びながら林の奥に入っていく。ホシミスジでもないようだ。残った1頭がサワラの葉上に止まったからカメラで引っ張って覗くと、何とフタスジ。
このコ、テリ争いだとあんなに元気に翔ぶの? 20年ほど通っているが、いつも上の方にばかり行ってるもんだから低い場所はおろそかになっている。
初フタスジ。
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仕事の時間が迫っていたので15分ほどしかいられなかった。でも、3,4個体がこの場所を巡ってバトルをしているようだった。
来週、早い時間から粘ってみようか。
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by luehdorf | 2013-07-07 01:02 | チョウなど | Trackback | Comments(2)

次はいよいよ…

夕刻、仕事をしながら聞こえてきたTVのニュースでは、関東甲信越が平年よりも15日早く梅雨明けだと…。
天気図をあまり注意していなかったが、停滞前線(梅雨前線)が本州上にデンと乗っているを見たっけかなぁ。

暑いはずだ。帰宅してシャワーを浴びようと思って洗面所に行き、鏡に映った顔は真っ赤に陽焼けしている。Tシャツから出ていた前腕もグローブの部分を除いて真っ赤っかである。幸い、いわゆる“サンバーン”にはなっていないようで、熱をもったり、ヒリヒリしたりはしていない。油断したなぁ。

勢力の強まった太平洋高気圧のせいだろうか、南西風がほぼ向かい風。行きは苦労した。ペダリングのスピードが上がらないから、早いテンポの曲を口ずさめない。バラードを色々と…。
そして唐突にヨット実習のことを思い出した。向かい風に対してはタッキングをしながらジグザグに進んでいけるのである。舵取りのスキッパーのタイミングに合わせて主帆の下にある腕木(ブーム)を自分と反対側に移動させ、舷側で艇のバランスをとる。いい風のときは本当に気持ちよく走ったっけ。
470級だとこのバランスをとるのに、マストから伸びたワイヤーをハーネスに引っ掛け、舷側から全身を乗り出す、いわゆる“トラピーズ”という体勢で行う。
ラグビー部のKと組んだ時だった。「ハッシーさん、元体操部ですよね。じゃぁ“トラピーズ”なんてお手のモノじゃ…」と…。「おっ、そうだな。じゃぁスキッパーは任せた」。
ところが2人とも初心者。風読みが全くできない。何とか拾った風で艇が傾ぎ、いよいよ“トラピーズ”の必要が出てきた。「行くよ」、「どうぞ!」。
足先だけを舷側に着け、カッコよく決まった。艇の傾きもちょうどよく、快走が始まった。
ものの10秒ほどだった。Kが風読みを間違えてあらぬ方向へ舵を切った。そうすると当然ボクの重さで艇は逆に傾く。「エッ?」と思ったとき、急に空が見えなくなって水中にいた。「K! 何やってんだよぉ」、「すんません」。ライフジャケットは着けていたけどしこたま海水を飲み込んでしまった。
実習の打ち上げ、「K、しょっぱくないヤツを飲みたいんだけど…」、「ハイ!」。隣で一生懸命ビールを持って来たり、水割りを作ったり…。

歌を歌ったり、昔のことを思い出しながらここまで行きました。
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途中にあったこれが気になるもの。
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以前、荒川区だか墨田区の工場跡地かなんかの湿地にこのトンボがいるんだと聞いたことはあるけど…。
守るったって、生態調査が行われてる気配はないし…。(区のHPにも具体的に何をやってるかはナシ)
まぁ、ボクにとってこのトンボは永遠に“リュウグウヒメイトトンボ”ですし。

もう一つはこれ。
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撮った場所はここ。
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何年か前、P様が『若いネェちゃん』との東京デートの時に通ってるはずだが…。
走っていて気付いたのが、河川敷にはエノキがとても多い。このステーションでは大きめのヤツがきちんと囲われて…。
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休憩をしているとき、この木の先にある小さいエノキからニイニイの声が…。姿を見たかったのだがそれは果たせず。

おまけで総武線鉄橋と首都高中央環状線のハープ橋を…。
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残り4㎞は往復で30分もかからないのだが、少しばかり風にめげてしまったのも事実。
本日の走行距離53.5㎞。
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by luehdorf | 2013-07-06 19:26 | 自転車 | Trackback | Comments(2)

ゼフ勘なしか?

毎週火曜日、1か月かけたがクロミドリの影は全くなし。時間に追われながらの帰途、道脇の小さなクヌギを叩いてみたらアカが翔び出した。
何とか証拠画像を…。
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その前、周辺をうろうろしていると田んぼと休耕農地があった。
休耕農地ではヒョウモンが翔んでいた。
ウラギンスジ。
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そしてウラギンの吸蜜。
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「富士には月見草が…」と言ったのは太宰であったか。アザミにはヒョウモンが似合う。
面白かったのは、休耕農地の南縁はウラギンスジばかりで北はウラギンばかり。
こいつら「すみわけ」てるのか?
あとはホントにン十年ぶりに出会ったハラビロ君。おぉ~い同輩!
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こちらは黄色が明るかった。若いのだろうか?
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おまけは玄関前の壁に止まってたこれ。ウンモンスズメだと思うんですけど…。
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明日はこれまで通りに「あそこ」へ行くか、ラミーも考えて大菩薩方面に行くか。
最後まで迷いましょう。
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by luehdorf | 2013-07-01 14:08 | チョウなど | Trackback | Comments(2)

荒川に沿って…

ちょっと思うところがあり、土曜日の昼に荒川べりを3回ほど走った。
思い起こせば長い距離を走ったのは、研究室の実習でサイクリング・リーダー講習の必修実技としての「100キロラン」で外房・大原の周辺を走ったとき。30になる年のGWに、岐阜の中津川からR19を塩尻の手前の木曽平沢まで走ったとき。その翌年、当時の家から埼玉・東松山の先までの、「荒川サイクリング道路」の往復の3回だけ。
何と30年以上も長い距離を走っていないのだ。
都心部を走るとき、どうしても赤信号での停止が入って、一定のペダリングである程度の距離を走るということができない。せめて30分は踏みっ放しのトレーニングをしてみたい。
そこで荒川の河川敷の東京湾まで続くサイクリング道路を利用しようと思った次第。
1度目、堤防改修の工事をしている所で、分岐する隅田川の方に入ってしまった。これは途中で一般道に誘導されるものだから、『剣客商売』の秋山小兵衛が船を出す辺りまで行って、荒川へ戻って帰ってきた。これがトータル30㎞。
2度目、前回の分岐をしっかりと荒川に沿うように走り、ペダルを止めずに30分踏んで『江北橋』で折り返してトータル36㎞。
3度目、江戸川区の平井大橋の手前まで行ってUターン。計48㎞。行きは30分の連続走行で12㎞超を稼げた。これは「ちょっと思うところ」の設定速度とほぼ一致している。いいぞ、いいぞ。
この戻るときの目安は道路に設置された車止め。5、6㎞毎にペダル幅より少し狭くした柵があり、どうしても足を外してから右ペダルを通し、自転車を右に振って左ペダルを通すという作業を要求される。これを1つずつ先のヤツをクリアすることを目標にしてみた。
次回は平井大橋の先のどこかまで…。

今の季節の昼間は下流からの風が吹いて、行きは向かい風。しかし帰りは遅くならない限り追い風だからこれもまた気持ちがいい。
そしてまた景色が何ともいいのである。前回の帰りにちょこちょこ止めて撮ってみた。

首都高の中央環状線(王子線)。千葉方面に行くときに使ってるなぁ。
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帰りの一服の場所、岩淵水門。ブルーの止水板の所、日陰でしかもいい風が吹くので最高。
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京浜東北線鉄橋。上りがちょうど…。
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東北新幹線(『はやぶさ』かな?)が屋根だけ。
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岩淵水門のすぐ上流側から川口方面を望む。
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今回、面白いものを見つけてウェストポーチを開けたらカメラがない!
その面白いものについては次回…。
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by luehdorf | 2013-07-01 03:06 | 自転車 | Trackback | Comments(0)