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還です…

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N様のブログみたいだなぁ~(笑)。
ピントがうまく合ってくれない。

午後、仕事に出向いたら、No2のI氏と若いO君が、「ハッシー、これ…」と細長い包みを出す。
「えっ?」。「誕生日、しかも“還暦”でしょ。ささやかに用意させてもらいました」と…。
びっくりした。
ありがたく頂戴して我が領土へ向かうと、今度はチョコレートが3箱。
ロッテの『ラミー』が2つと『バッカス』が1つ。これはもっと若い連中からの、やはりメッセージつきで…。

うれしいものですね。
明日は休みだからのんびりと飲らせてもらうことにします。

この仕事場、一昨年に前任者が突然辞め、八方手を尽くして人探しをしているとき、知人を介して何とかならないか?と連絡をしてきた。
こちらの空いている曜日を知らせると、合わせるからすぐに入ってくれとのことで、世話になるようになった。
呑ん兵衛のI氏は、「一番困っているときに助けていただいて…」と一席設けてくれ、さらにこんなプレゼントまで…。
ボクからすれば空いている時間を埋めてくれた“有難い所”と、逆に感謝しているのだが…。

お互いに大事にしあっていけば、もっとよい仕事ができるだろう。大切にしよう。

“赤”っていうのは、“還”にかけたO君の茶目っ気だろうなぁ~。
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by luehdorf | 2011-12-24 20:26 | 酔っ払い | Trackback | Comments(14)

還イヴ

あと4時間足らずになってしまった。
ちょうど30年前の23:45を思い出す。「鳥かつ」で、短冊の上の時計を見上げて「あと15分で“三十”になっちゃうよぉ~」と言いながらチューハイを飲んでいた。
そのことがついさっきの出来事のように思い返せるのだ。

幸いに仕事が早く終わった。
23:45まで「鳥かつ」にいて、「あと15分で“還暦”になっちゃうよぉ~」ってやってこよう。
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by luehdorf | 2011-12-23 19:57 | 酔っ払い | Trackback | Comments(2)

ハッシーの体操教室(運動力学の観点から…)

伸膝前転というマットの運動がある。前回りをする際、膝を伸ばしたまま立ち上がるのである。これ、結構難しいもので、小学校時代、「膝の脇に手を着け!」とか言われた。でもうまくやると手を着かずに立ち上がれるのである。
大学時代の体操実技のとき、指導者は金子明友といって、ヘルシンキオリンピックの代表になった方。当時はFIG(世界体操連盟)の技術部長かなんかやっていたのではなかったか。とにかく、技術論では世界ナンバー1の人だった。
言われたことはただひとつ、少し速い前転をやってかかとが着く瞬間に上体を開き気味に起こしてしまえ、と。体操経験者の何人かがやったらあっさりとできた。肝心なのは上体を起こすタイミングで、それさえつかまえられれば誰にでもできるのだ。
先生の説明は力学そのもので、回転のモーメントを前向きの力にしているのだから、上体を開いてやや後ろに起こせば合力は上向きに働くのだ、と。その合力が上向きになるタイミングのつかまえ方だけがキモ。
目からうろこだった。
実は跳び箱だってそう。普通に足を開いて跳ぶ開脚跳びでいい。
まず、上にドンと乗ってしまうコは、走ってきた勢いを踏み切りの前で殺し、さらに踏み切りが前にかからないからちょうど跳び箱に乗ってしまうのだ。こういうコには跳び箱なしの状態で踏み切り板を踏ませ、両足踏み切りでできるだけ遠くに跳ぶ練習をさせる。
次が着手。これ、ほとんどが前にいこうという意識があるものだから、またの下で手を掻くようになる。これがダメ。実は意識としては走ってきた方向に突き返すようにするのだ。そうすれば先の伸膝前転と同様に上向きの合力が働いて上体が起き、足が入ってくることでスムーズに着地に持っていけるのだ。
意識と身体はなかなか連動しないから、突き返しができないことで前にのめることが多い。そこが分かってくるまでは指導者が跳び箱の先に立って肩を支えてやれば危険はない。
高校時代、物理は苦手な教科のひとつだったが、こんなことから力学的な見方の必要性を感じたものだった。
鉄棒の車輪は典型的な単振動の延長。振幅を大きくしていくうちに腰を少し曲げ(これを腰を「とる」という)、半径を小さくしてやることで鉄棒を越えて回るのだ。腰をとるときには体を締め(力を入れて緊張させるんですな)、上方から下りてくるときには腰から下を緩める(これを「抜き」という)ことで半径を大きくする。この「抜き」と「締め」が体操やる上でのひとつのキモと言える。
円運動をしている物体の支えをとると接線方向に飛んでいく。これが車輪からの宙返りの基本原理。高さを必要とするには離れるときのスピードが関係するから、最後の車輪では振り下ろしのときに腰のとりを大きくしていきなり抜く。そのタイミングが合えば前上方に雄大に宙返りできるのである。
ところがこのタイミングが問題で、ぴたりと合ってしまうと高さは出るのだが回転のスピードは落ちてしまう。だから2回の宙返りはいいのだが3回にはちと苦しい。そこでかつての3回宙返りは、両膝を思い切り開いて体の回転半径を小さくすることで回転スピードの不足を補っていた。
今の技術を見ていると、下りに入る前の車輪が極端な横楕円軌道を描くさばきになっている。これは真下を通過するときの半径を小さくすることで円運動の回転速度を上げようとすることがひとつ。もうひとつは手を離すタイミングをわずかに早くして、このタイミングのずれで宙返りの回転速度を速めようとしているようなのだ。この技術の開発がなければ、伸身の月面や新月面の誕生はなかっただろう。ただ、このわずかに早い手離しは、覚えたての人間が失敗して飛ばされるときと同じなので、知ってるものが見ているとちと怖いときがある。
こんな感じで力学の観点からいろいろと論ずることはできるのだが、生身の人間がやっていることなので難しいことが多々ある。
ひとつは空中に浮いた時点でのいらぬ身体の緊張である。これは回転を殺すひとつの要因になる。どちらかといえばリラックスしてそれまでの流れに身を任せてしまえばいいのだが、支えのない状態であると瞬間に緊張するのだ。これは繰り返しやることで慣れを生じさせるしかない。
高校2年の夏の合宿、同僚が吊り輪で2回宙返りをやれと言われた。ボクが伸身宙返りの1回ひねりというC難度の下り技をやっていたのだが、ヤツは鉄棒の下りで後方宙返りをやるのにひねりが苦手で、吊り輪ではB難度の下りしかもっていなかったからだ。
厚い補助マットやら補助ベルトなどを用意して練習が始まった。さすが宙返りの感覚はいいヤツだから30分ほどで形になってきた。そしたら3年の先輩とコーチに来ていた大学生の先輩が、「お前もやれ」と…。
いやでしょう。「オレ、ガンツ(1回ひねり)を持ってるからいいですよ」よ言ったのだが、「メシを食わせないぞ!」。何ということを言うのだろうか。メシを食いたさに補助ベルトをつけてぶら下がった。そしてなるようになれって夢中で離して膝を抱えた。何とか足から着地していた。
「いいじゃん」とか言われ、何回かやると補助ベルトなしでいくようになっていた。そして気づいた。離すときの指の感触で、「早かった!抱えてよう」とか「少し遅い、早く開かなきゃ」と回っているうちに判断できるのである。そして、回転中に瞬間に目に入るマットや天井が、着地をとるときの助けになることも…。
結局は試合では使うことがなかった(だってボクの後方伸身宙返り1回ひねりは、仙台の大学生にベタほめに褒められるほどよかったし、3年になったときには単発で2回までひねってたんだから…)けど、とてもいい経験をした。
身体をリラックスさせながらもつま先は緊張させて伸ばしておく。こんな生体の反射をぶっ壊すことに心血を注ぐのが器械体操なのですが…。
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by luehdorf | 2011-12-07 01:40 | スポーツ | Trackback | Comments(10)

大きなお世話…

福岡国際マラソン、生で見ることはできなかったがニュースで見て驚いた。
川内優輝がまた日本人でトップ!
一昨年、箱根の山下りで学連選抜のメンバーとして走るのをチラッと見て、「学習院にこんなのがいるんだ」と思ったっけ…。そして今年の2月に東京マラソンで3位、大邱の世界陸上の代表になってしまった。
仕事を午前中だけやって後はトラックやロードを走ってる、アマチュアとは名ばかりの連中とは異なり、公務員の仕事をきちんとしながら練習時間を工面しているランナーだ。
本人が言う、練習時間が絶対的に足りないから、休日にレースに出ることでその不足分を補っているというのは理にかなっていることだと思う。それをまた、陸連のマラソン部長(大塚製薬の監督?)だとかが難癖をつけている。「レースを走り過ぎ」だとかさらには「タイムがどうたら…」と…。
おいおいちょっと待て、きちんとしたスケジュールでレースに合わせてきたはずの、テメェの子飼いの連中の不甲斐なさに対する反省はなしかよ。コーチもトレーナーもついていない環境で、手探りでそして自己流でここまでやったヤツをまずは褒めろって…。さらに自分らのやり方のどこかに綻びがあるんだってことにも気づかなきゃならないだろ…。
川内君のトレーニングの様子をTVで見たけれど、普段はクロカンを取り入れているようだ。不整地を走ることでバランスを崩したりすることへの対応を体に覚えさせることができるし、自然なインターバルトレーニングとなっている。女子のチームでこれを取り入れているところがあったけど、トラックでのタイムアップに繋がっていると聞いた。
大体、陸連って、駅伝やら何やらのブームで、岸記念体育会館に入っている団体で一番金のあるところでしょ? だったら、川内君に専属トレーナーでもつけてやってもバチは当たらないと思う。
本人の意地なのだろうが、あくまでも一人の“市民ランナー”としてオリンピックを目指しているようだが、それはそれで面白い。エライさんが余計な横槍は入れてはイカンと思う。
かつて女子マラソンがブームになり始めた頃、たった1回だけいい記録を出した若いオネェちゃんをオリンピックだとか世界選手権に出して何度失敗し、そしてそのコたちを潰してしまったのか?(あの頃いろいろ言ってたのは、メルボルンの三段跳び代表の小掛照二さんだったなぁ。去年だかになくなったか…)
川内君のメンタルはすごく強いように感じる。そして愚直なまでに一本気である。メダルなんて余計なことは言わずに、今回の結果だけで代表にしてやればいい。それは近代オリンピックの祖、ピエール・ド・クーベルタンの言ったこと、「オリンピックは参加することに意義がある」そのままであるからだ。
走る、跳ぶ、投げるという最も原始的なスポーツである陸上だからこそ、彼のような“一般人の代表”を産み出せるのだとも思うし…。
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by luehdorf | 2011-12-06 17:16 | スポーツ | Trackback | Comments(4)