「ほっ」と。キャンペーン

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事故!

午前10時過ぎ、仕事前に汗を引かせるための時間が欲しいのでいつもより20分早く家を出た。
1km弱ほど走って大きなT字路を抜けた先の小さな交差点。左折のウィンカーを出した白のワンボックスが先頭で、歩行者の横断待ちをしている。その後ろのJPの赤い軽四はウィンカーを出していない。直進と判断して左に入り、ワンボックスの通過に合わせ、軽トラと並進して直進した。
そのとき急に軽四が寄ってきた。「オイ!」と叫んで左に逃げようとしたが間に合わない。助手席のウィンドー越しに驚いた顔の運転手。かぶせられる形でこちらは転倒。向こうの前輪がこちらの前輪に乗り上げている。
すぐに起き上がって、「どこ見てんだ!」と怒鳴りつける。「いや、ずっと向こうでウィンカーを出してたから…」と言い訳する相手。歩道で信号待ちをしていたご婦人が、「あなた、曲がる瞬間までウィンカー出してなかったわよ。ウソついちゃダメ!」と…。
とにかく警察をということでやってきたのが近くの交番の若いお巡り。これが使えない。物損にするか人身にするかとかばかり言っている。周りの人がボクの右腕の異状に気づいて、「そりゃ人身に決まってんだろ。ケガしてるもん」と…。そこでやっと救急車の手配。右の上腕の肘寄りの部分がぷっくりと膨らんでいる。ミラーでも当たったのだろうか、筋の厚い部分がこんな内出血をするのを初めて見た。
救急車に乗せられ、救急隊員による問診と全身状態のチェック。指先をクリップで挟むだけで血中ヘモグロビンの酸素飽和度が分かる。95%! 「へぇ~、酸素飽和度高いですねぇ」と言うと、「頭は打ってないみたいですね」と笑いながら返してくる。
300mほど離れた救急病院へ搬送され、外傷のチェックとレントゲン撮影。その頃になって痛み始めた右手の親指つけ根もレントゲンチェックを受けたが、幸いなことにどこにも骨折などはない。病院へ駆けつけたJPの営業所長と診断書を持って警察へ調書作成に出向く。昼食後でまったりとしていた若い担当官が、上司に尻を叩かれてやってきた。渡した診断書を見て「軽くてよかったですね」と…。調書の作成中に、「向こうの運転手が、『左をすごいスピードですり抜けようとした』って…」と洩らした。「それならワゴン車の後ろにぶつかるでしょ」とだけ返すと、「そう、そんなにスピードが出てたら車と重なるようには倒れません」とも…。
諸手続きを終えると、JPからはさらに3人がやってきていて、自転車も積んでいると言う。詳しい話は自宅ですることにして、まず自転車屋に寄ってもらった。
「どうしたの?」、「左折で巻き込まれた」。自転車を持ち込んで車に踏まれた前輪のリムをチャックすると、見事に歪んでいる。「フレームは?」と問うと、「フレームもマズイよ」。
同行した所長は「修理するとどれくらいかかりますか?」。自転車屋のご主人とボクが異口同音に、「フレームまで修理するんだったら新車よりもかかる」と…。
結局、我が「還暦号」は☆となることが決まった。
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自宅で向かい合うと、先方は示談にし、会社の上の方にも報告をしないで済ませたいと言う。4月に異動してきたばかりの所長だとのことなので、「管理あるいは監督責任が問われ、後々に関わってくるからですか?」と直截的に訊くと否定しない。「いいですよ。治療費と新車の代金を全部そちらが持つということでね」と念押しした。
遅れてやってきた直属の監督者とやらの2人に、とにかく自分たちの掲げたスローガン(一時停止と多段階の右左折)通りの運転を徹底させるようしっかりと約束させた。
右上腕と拇指の挫傷で全治1週間という診断。こちらも自転車そして自分が車を運転する際の安全確認および早目の意思表示を再認識させられたから、よしとするか。

自転車屋から連絡があった。カラーが黒か白かピンクだと…。赤を気に入っていたが仕方がない。ニュージーランドのラグビーが好きだから「黒」にした。「付属品もみんな黒にして!」と頼んだ。
はい、今度は“オール・ブラックス”ということで…。
それにしても「還暦号」はいい自転車だった。楽しい10ヶ月をありがとう。合掌。
(実は仕事が終わって帰宅したら、サイクルコンピュータを導入して丁度5ヶ月の報告を記すつもりだった。まさか「還暦号」の最期を記すことになろうとは…)
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by luehdorf | 2011-06-30 16:01 | いろいろ | Trackback | Comments(6)

ジャコウアゲハ…

6日朝、「もうそろそろいいんじゃない?」の声で目が覚めた。
日程の調整のために仕事がオフになったから、静岡・清水の健康ランドへ、と前の晩に決まったのだった。
リビングに行くと、「お風呂セット」の入ったバッグとコーヒーのボトルが準備されている。残りのコーヒーを1杯飲んでまず朝食へ。
系列のあれこれがみな「ガ○ト」に統一されたのだが、前身がちょいと高級感のある「ジェ○ズガーデン」だったものだから、とにかく店がきれい。メニューも少し違っている。「健康和食定食+納豆+コールスローサラダ」(もちろんご飯は大盛りで納豆のネギも増量してもらう)と飼育係からの「貢物」、ソーセージのソテーと目玉焼き1個がプラスされて大満足である。
環八からそのまま東名に乗り、薄曇りの中1時間半ほどで「富士川SA」に着いた。この頃に天気が良くなり、陽射しの強さがハンパでなく、気温も高くなってきた。
「このまま行っても暑いだけだよね」と言うものだから、スマートICを通過してN山に入った。ここはずっと以前にGが記録(手持ちの資料だと、最も新しいので’72)されていて、まだどこかにいるのではないかと目をつけているところである。来年以降のロケハンの意味で少し探索してみようと思った。
スギの木立で日陰になったところは涼しい風が吹き抜ける。陽の当たるところに咲いている白い花に黒いアゲハが群らがっていた。「ジャコウ!」。’64の夏、岩手・一関の磐井川原での光景を思い出した。
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黒いチョウチョでバックが白い花、陽当たりもいいものだからうまく撮れない!
そのうちに離れたところにメスが翔んできてオスがアタックしている。ダッシュしたが絡んだまま沢へ降りていく。汗だくになったので、元の場所へ戻って撮っていると、あれ?これはカラスアゲハ…。
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翅表の青みもうまく出せないんだもんなぁ~(涙)。
ジャコウのオスは、このカラスに負けない力強さで翔んでいた。
そのうちに、反対側にアオスジがやってきた。ボディに立てかけたネットに反応して絡みつく。ブルーネットはアオスジにも効果があるのだろうか?
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そんなこんなで1時間余り過ごし、いい汗をかいた。
下りの道ではゴマダラがフロントウィンドーをよぎり、ゴボウ娘も元気に翔んでいた。
道脇にビワを見つけ、緑の実がいっぱいついているのを見た飼育係が、「熟すのは来月かなぁ…。その頃に来ようよ」と…。
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by luehdorf | 2011-06-07 12:54 | チョウなど | Trackback | Comments(4)

すごい外道…

4月初め、“ミッションGⅡ”でお会いしたKさんから、新潟のチョウセンアカシジミの情報を頂戴した。
このチョウチョ、少しばかり思い入れがあり、’68から’73まで岩手の龍泉洞へ通い、さらには山向こうの田野畑村でもずいぶんと楽しんだものだった。
あれから40年弱、また見てみたいとは思いつつも、岩手は採集禁止、黒くなる亜種“ohruii”のいる山形は、シーズン中に他府県ナンバーが入ると、地域住民がまるで「大捕り物」のように警戒するとか…。
幸い新潟はそんな面倒なことはないということなので、フライング覚悟でピカピカの新成虫をと思って出かけた。
何せ次週はアキが学園祭だし、その翌週はこちらがダメと、何ともやるせない事情があったのである。
現地には9時過ぎに着いた。パパがナビを持ってきてくれたので、目当ての交差点にはすんなりと。そこから国道を東に進む。Kさんのレクチャー通りに道沿いにトネリコが生えている。早速3人で叩いてみるも何の反応もない。周辺を流しながらトネリコを見つけては叩くの繰り返し。出ない。やはり早かったらしい。
11時過ぎ、あきらめて道の駅で休憩。周辺でパルが翔ぶ。最初に見つけたのは黒みの強いメスだったがあとはオスばかり…。アキがネットに入れては「スレてます」、「今度はボロです」と…。
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名物の油揚げを食べて少し腹もよくなったので、山の方へ行ってみようとなった。しかし新潟の道は何であんな山道でも対向2車線の立派な舗装道路なんだろう。やはり角○さんの力なのか。
キャンプ場のある所から道は狭くなるもののまだ登りがある。どんどん進んでいくと、路肩の日陰の部分になったところにはまだ雪が残っていて、そこから溶け流れた水で黒いアゲハが吸水している。「アキ!採るか?」、「採ります」。
ミヤマカラスではと思ったのだがカラス。でもきれいなヤツで、アキはニコニコしていた。周辺ではサカハチが翔び回って吸水と日光浴をしていた。
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まだ登りが続く。1台がやっと通れる細道をつめていくと、陽当たりのよいカーブで黄色いのが2つ翔んでいる。
「ウソだろ!」。
すぐ先の退避スペースに突っ込んで慌てて降りる。そのとき道の右に咲くツバキかなんかの花に絡みついていたのは明らかにギフ。
ネットを手にしたアキが初めに見つけた地点に走る。そこに1つ飛び出した。ネット!
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ややスレのオスだった。
中3になってやや生意気になったアキは、「スレてるからリリースします」だと…。
その後も飛来するのはスレたオスばかりだったが、昨年全く振れなかった(お祖父さんが急逝したため)鬱憤を晴らすかのように戯れていた。
6月5日のギフ、遅くまで雪が残ったせいとはいえ、いいものに出会った。1週間から10日早ければピカピカのヤツが採れただろう。
さすが新潟、侮れないギフ産地である。この次はタイミングを合わせて…。
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by luehdorf | 2011-06-06 00:36 | チョウなど | Trackback | Comments(6)