「ほっ」と。キャンペーン

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不調…

1週間ほど前、飼育係が「じん麻疹が…」といって額を見せた。「何が原因?」と訊くと、覚えがないという。それから2、3日経ち、今度はその場所を始め、耳の下辺りに痛みを感じるようになったと…。
ヘルペスを疑って医者に行くように勧めたのだが、症状がそれ以上にならないのと仕事が忙しいのとでほったらかしにしていた。日曜になっても相変わらずである。こりゃ無理だな、と思って午前中はやりかけの仕事をして過ごした。
昼食後、「あんた明日休みだったよね」と…。「そうだけど」と答えると、「出かけよう!」。調子を尋ねると、悪くはないと…。ならば入笠しかない。急いで仕度をして家を出た。
翌朝、窓の外は薄曇り。しかし天気予報では長野側は午後まで晴れるという。昼過ぎまでの限定で入笠を目指した。
麓は新緑がまぶしくまさに晩春から初夏。だが「沢入」を抜けて標高があがると雰囲気が違ってきた。ダケカンバが目立つ、1500m超では完璧に茶色の世界である。ウィンドーを開けて手を出してみるとひんやりとしている。
とにかく小黒川林道の入り口へ…。やはり「通行禁止」。これは想定内だった。この15年ほど、冬期に崩落した林道の補修がずいぶんと遅くなっているからである。門の前に所沢ナンバーが1台。徒歩で下っていたのだろう。こちらは時間の余裕がないから高遠側に転戦。北門の手前のスペースに車を止める。陽射しは十分であるので、少しくらい気温が低くても翔ぶだろうと、道路脇の南西向き斜面からの吹き上がりを待つ。そして20mほど下ったところの傾斜の緩やかな草つきのところとを登ったり下ったり…。来ない。
1時間半ほど待って、青柳へ下りる途中のポイントへ。途中、道路脇にはまだ広く雪の残るところが2、3ヶ所。ナビシートで飼育係が「まだこんなに…」と驚いている。ヒノキ林の中の陽当りのよい平坦地。伐採斜面からの吹き上げを期待する。何も翔ばない。林道に翔ぶモノを見つけたので駆け寄るとコレ。
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気持ちよさそうに日光浴をし遊んでくれるものだから、「魚の眼風」で思い切り寄って撮ろうと匍匐前進をしたら見事に拒否された。
その後はツマキチョウとそれにアタックするコツバメだけ…。
1時過ぎにギブアップ。
昼食をとった蕎麦屋のオヤジさんに訊いたら、サクラが例年の10日以上遅れたのだと言う。「ここにきてやっと暖かくなって、田植えはいつもより1週間ほどの遅れで済みそう。あんまり遅れると稲刈りと台風がぶつかるからねぇ~」。
まぁ、絶不調なのは間違いないですね。
飯山・野々海とか遅いところを6月になったら?今度は天気が心配で…。
さぁてどうするか…。
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by luehdorf | 2011-05-17 12:43 | チョウなど | Trackback | Comments(14)

祟りじゃぁ…

四半世紀ほど前から決めていることがある。その通りにしない(ならない)と、とにかくチョウチョ採りがうまくいかないから…。
その1.Lに会う前に「長モノ」に会わない。
その2.その年最初にLをネットに入れる前に他のチョウチョをネットに入れない。

その1は、免許とりたての年のGW、起き抜けに入った場所でウスバサイシンに卵を見つけ、朝からいい調子と斜面を駆け上がったら、最後の一歩を踏み出す先に大きなアオダイショウが一本、デェ~ンと伸びているのを見つけ、慌てて歩幅を大きくしてまたいだのはいいのだが、かかとが滑って転び、痛い思いをした。そしてその日はもちろんnullを食い、その後のシーズンずっと不調に終わってしまったことから。
その2は、Lが採れずにツマキやコツバメ、ミヤマセセリと遊んでしまうと、てきめんにL系をネットに入れられなくなってしまうから。顕著なのは6年前で、仕事で行った先でカシの枝先を翔ぶシジミを、「ひょっとしてルーミスかも?」なんて考えて思わず採ったら、やっぱりムラシで、同僚のヨッシーに「ジンクスは大丈夫?」と言われた。「何とかなるでしょ」って答えたのだが、その年のヨッシーへのリポートは、『ムラサキのたたり』というタイトルで夏の半ばの6号まで続いた。

今年、“ミッションG”でフィールドに入ってすぐ、i 様が道端を指差した。いたのは小さなシマヘビ。寒くて動きが鈍いのをP様が木の枝でつついて遊ぶのを見ながら、「ヤバイなぁ~」と感じていた。
そして5月2日、シータテハを撮っていて、「ホントにシーだよな?」とネットをかぶせてしまった。かぶせた後に「あっ!やっちゃった」と…。

そんな言い訳を記してからnullのリポートを…。

5月2日、朝8時30分にはフィールドに立っていた。天気はよいのだが気温は低め。陽の当たるところを選んでうろうろする。
一番のポイントと思えるところで待とうと思ったのだが、どなたかの「遺失物」の臭いが漂って何とも落ち着かない。まぁ、これでうまくいけば「ウンがついた」ってことなのだろうが、今回はどうも「ウンの尽き」の予兆であったようだ。
9時半ごろになって、ブッシュの中に翔ぶ姿を見つけた。方向を確認して先回りした。来ない。まだ気温が低いので途中で落ちて地面に止まったようだ。ネットを引っかけないようにブッシュの中に立ちこむが棘がひどい。竿で辺りの地面を探るも翔び立たない。あきらめてブッシュから出てさらに30分、陽射しは強くなるも何も姿は見せない。そこで転進。
標高の高いポイントであるが、過去の実績が最もよく、林道の入り口のゲートをくぐったところから出始めるところである。
風は冷たいが陽射しが強いので、風の来ない陽だまりで待った。ルリやシーの越冬タテハが活発に翔んでいる。
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この「斜め45度上(からの)順光開翅」を撮ったあとにネットに入れてしまった。
後から2人入ってきて奥へと行く。30分ほど行けば鉄塔のあるピークへ行けるのだが、「フールオンザヒル」になる可能性が高いからガマンする。事実、あとで聞いたらピークへ行った人はスカ。もうお一方が途中の道で飛び出してきた出たてと思えるオスを1つということだった。
とにかく午後1時頃までじっと待ち、そして周辺をウロつくが全く姿見ずで撤退。
花はこんな感じでした。

キブシ
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フキ
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3日、宿から見た北アルプス(前穂高かな?)は黄砂の影響かこんな感じ。
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一応ポイントには出向くも、起き抜けのときとは空の様子が変わり、雲が次第に厚くなってきたので早々に観光ドライブに切り換えた。
4日、カーテンを開けると朝陽が元気だ。飼育係をせかすようにして8時半過ぎに「遺失物ポイント」へ…。陽当たりのいいところをあちこち探るが全く姿を見せない。登り返すときに15mほど先に出た!その先の平地へ行けば何とかなるとダッシュした。キツイ…。息を整えながら見ると、ブッシュの中、斜面を下っていった。
「林道ポイント」へ転戦。ゆっくりと奥まで詰めたがダメ。やはりいつものところでと思って戻ると飼育係の姿が…。「いたでしょ?」、「いない」、「えっ?車の後ろで止まってたんだよ。そして今もここに出たんだけど…」と…。
なんと本を読むのに疲れてひょいと横を見るとパタパタ翔んでいて、そのまま地面に静止して日向ぼっこをしていたというのである。そして少し歩いてみようと林道に入ったらその目の前にもう一つ出てきたのだと…。
「ここでこんなだからきっと採ってると思った」。
動き過ぎか…。ツカないとき、イーシャンテンで思わず上家の捨て牌に食いつくと、下が同じモノをツモ切る。次巡、下がトンと叩いて手牌を開ける。ツモはこちらの高目。食いつかなければハネ満の引き和りだった。
こんなことをずいぶんと経験しているはずなのに…。
その後、待っている間にキベリタテハが日向ぼっこをするものだから、写真を撮ろうとすると、「バッテリー切れ」の表示。何てこった。
さんざん打ちのめされての帰途、途中の人工池の縁を通る道で、「こんなトコで?」と思えるようなところからひとつ飛び出す。あわてて車を止めると道を渡って池の方へ行く。それを確認してネットを手に降りた。水の上を翔ぶ姿はない。土手の上に落ちたはずだと柵を越えて立ち入って探るもダメ。一体どうしたわけか…。
そう、祟りでしかないのだ。

この状態を修正するにはどうすればいいのだろうか…? とにかく今月中に何か…。
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by luehdorf | 2011-05-06 03:20 | チョウなど | Trackback | Comments(17)