「ほっ」と。キャンペーン

カテゴリ:チョウなど( 70 )

見~ぃつけたぁ!

一昨年9月、「あること」を目標にして、それが達成されるまでブログを休もうと決意した。しかし道程は険しく、あとほんの僅かなのであるが「ライン」に到達しない。いろいろとアドバイスを頂戴するけれど、とにかく自分のやり方で目標を達成しようと頑張ってはいるのである。

それが為されないのに書いてしまうのはコイツのせいである。
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10日、雨に濡れるのが嫌で歩きの少ないバスで帰ってきた。そして我が家の北側の公園を歩いていると、貧相な小さなエノキがあり、先っぽの葉にはは明らかな『タテハ食い』の痕跡が見える。踏み込んで葉っぱを引き寄せるといましたねぇ。胸部をちょっと浮かせ、頭は下げてうつむくようにしている。
そこで11日の昼間に出直して撮ったのが上掲の写真。大きさからいって終齢ではないかと思われる。

一昨年辺りから板橋でも見かけるようになり、今年は春型の真っ白いヤツを3度ほど見かけた。1ヵ月ばかり前には我が集合住宅の中庭を翔んでいて、日曜の買い物帰り、自転車で前を行く飼育係が、「変なアゲハだねぇ!」、「違うよ『アカボシ』だよ」、「えっ!あの『中井パーキング』で捕ったヤツ」、なんて会話を交わしていた。
昼前、たいしたことはないだろうとタカをくくって半袖で出向くと、シマカの集団が襲いかかってくる。そこで、携帯式の蚊取り線香をもち長袖で出直した。暑かったけど蚊は寄ってこなかった。
前日に見つけた木からは、若干小さめのがもう1つ。
そこで公園内のエノキを片っ端から探してみることにした。『タテハ食い』があったのは4本で、そのうちの2本に2つずつついていた。
道路わきに張り出した小さな株に小さなヤツが2つ…。
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北側の入り口を入った脇に2つ。
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エノキの葉っぱは夏の暑さのせいなのだろうか、元気がなく黄ばんでいるのが多い。それでもこの連中はしっかりとたかっている。「大陸起源」は生命力がたくましいんだなぁ。
一番大きいのは今年中に成虫になるだろうから、蛹化したら取り込んじゃおうかな。

まぁ、これでしばらくは退屈せずに楽しめそうだ。
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by luehdorf | 2015-09-12 01:27 | チョウなど | Trackback | Comments(7)

東京脱出

いきなりの梅雨明け、そして連日の猛暑。
連休に入る前日、飼育係が「今度の火曜日は仕事?」と。「先週で一区切りついたから休みだよ」と答えると、「涼しいところで少しのんびりしてこようよ」。
松本行きが決まった。土曜日曜とがんばって仕事を半分ほど片付け、月曜早朝に出発。
飼育係の指令は「とにかく涼しい所を選んで走れ」。
連休の最終日の下りはガラガラだから、山梨県警の覆面にだけ注意して須玉ICからR141へ入り、八ヶ岳東麓を北上する。
松原湖方面に入り、R299に合流して麦草峠へ。
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ここの『麦草ヒュッテ』は暑さに耐えかねたときの日帰りの避難場所である。コーヒーを飲んだりアイスクリームを食べたりして2、3時間うだうだして涼風を楽しむ。8月になれば庭先をキベリが舞うし、裏の斜面をウロウロすればベニヒカゲもいるのだが、こいつを採るにはちょいとばかり人の目が…。
今回は目的地が先だからスルー。でも山歩きの人たちがやたら多く、有料駐車場は満杯で、無料の公共駐車場は車があふれて路上駐車まで。
蓼科、白樺湖経由で霧ヶ峰へ。考えることは皆同じなのだろう。ここも混んでいて、小屋で休憩しようにも駐車待ち渋滞が起きている。松本まで一気に走り、松本城近くの喫茶店で一息ついた。
結局その後は宿に入り、風呂とお酒。
翌日、涼しい中でさわやかに目覚めた。飼育係は前夜寝ついてから朝まで、全く目を覚ますことなく眠ったという。「久しぶりに熟睡できた感じ…」。前日までのゲッソリした様子が嘘のように消えていた。
雲がかかっていたので朝食後に少しのんびりして出発。「まだ太陽が出てないからいいよね?」。おいしいコーヒーを飲みたいとの新たな指令。最近はまっている『コメダ』はあるのか? 市街地を走って、趣の良い店でコーヒブレイク。
窓際の席で空を見上げていると、雲が切れて太陽が顔を見せ始めた。やっとこちらの時間である。
「そろそろ…」と声をかけ、GWのヒメギフポイントを目指す。途中、ゴルフ場との分岐でオオムラサキのオスが道路脇を低く滑空している。飼育係も気づいて「あんな低く翔ぶんだぁ」。
ヒメギフポイントを通過してさらに登り、尾根道に入って目的地着。
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ヒメヒカゲがいいのではと思ったのである。
駐車スペースから西を望めば北アルプス。
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4,5年前、台風の通過後に寄ったとき、見事な景観に驚いていると、監視員のオッチャンが「こんなにきれいに見えるのは年に数回。ほんとにいい時においでになったね」と。
頂上から東には諏訪湖。
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この諏訪湖側の斜面に10年ほど前に入ってずいぶんといい思いをした。
西にはいないのだろうか。遊歩道を下ってみる。木道の両側の草原ではウラギン、ナミなどのヒョウモン類が乱舞している。
灌木が陽を遮るところで飛び出したのがウラジャノメ。
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これ結構好きなチョウチョだから、もっと寄ってと思ったら、元気よく翔んで逃げていった。暗い林内を翔ぶときのあのダラシなさがない。
黒っぽいのがいるからよくみるとコヒョウモンモドキ。
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よさそうな場所なのにヒメヒカゲは全く見られないので東へ転身。
斜面を下って草をかき分ける覚悟をしていると、途中の道に落っこっている何かのウ〇コで吸汁してるではないか。
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行き交う方々が「あらこんなモノを食べてる」とか眉をひそめるものだから、地べたに這いつくばるのがはばかられ、遠くからそっと…。
よく見るとそこらをペタペタと結構翔んでいる。前回、斜面上は湖から吹き上げる風が強く、舞い上がってはすぐに静止するというヘタレな部分を見てしまっているので、元気よく翔んでいるのを見ると、ちょっと意外な気がした。
とにかく周辺で…。
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裏展する気持ちがよぉ~く分かる。金色がかった裏面の派手さに比べ、表の何と地味なことか。
車からネットを持ち出したい衝動が湧いてきたのでストップ。
結構色々遊べて楽しかった。
帰途は塩尻峠側、R20へと下る。コンクリートを張った壁にエルタテハがくっついていたので、これは3つほど採らせてもらいました。
国道へ出る間際、オオムラサキの路上吸水を目撃。ずっと手前で見つけ「アレッ?」と言うと、「何か大きいのがいるよね」と飼育係も認識。10mほど手前で停車し、近寄ってみたらオス。ボクの影に反応して舞い上がり、道路に沿って下って行った。
ゴマダラでは見たことがあるがオオムラサキでは初めて。そうとう暑かったんだろう。

時間が早かったので高速を使わずに「道の駅」巡り。東京に帰り着いたのは21時過ぎだったが、ずいぶんとリフレッシュできたみたいで一安心である。
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by luehdorf | 2013-07-18 00:05 | チョウなど | Trackback | Comments(7)

ラミーカミキリとおまけ

7月2日火曜日。
前夜遅くまで仕事をしていたせいで、家を出たのが8時少し前。山手トンネルの4号線との合流が渋っている。
ラミーに切り替えた。
石川PAで飲み物だけ買い、現地着が10時。陽射しは強い。
20本ほど植えられているムクゲを1本ずつ覗き込んでいく。ざっと一回りしてダメ。今度は葉裏も含めて丁寧に見て回る。
いた!しかしすぐに脇のサクラの枝に翔ばれてしまった。
その後は飽きさせないようなペースで姿を見せる。何とか見られる画像が…。
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幼い(10㎝程)のカナヘビが日向ぼっこをしていた。
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餌待ちだったみたいで、この後、寄ってきた小さなバッタにアタックしたが逃げられていた。

昼過ぎに移動。良さそうな場所で叩いたりしゃくったり覗いたちするも不発。黒いアゲハでもと思ったがちょいと早いのだろうか…?
林道を下っていると、水溜りの縁で吸水しているのが見えたからブレーキ。車を降りて確認しようとすると、何ともタイミングが悪く、バイクが登ってくる。舞い上がったのは大きめのNeptis。この辺りならミズジの方である可能性が高いので、翔ぶ後を追ったが崖を登って行ってしまう。黒みが鮮やかだったんだけどなぁ。
車に戻ろうとすると道脇に小さなNeptisが2つ絡み合っている。離れたときの翔び方がコミスジではないから、ホシミスジかと思って見ていた。1頭が林床を低く翔びながら林の奥に入っていく。ホシミスジでもないようだ。残った1頭がサワラの葉上に止まったからカメラで引っ張って覗くと、何とフタスジ。
このコ、テリ争いだとあんなに元気に翔ぶの? 20年ほど通っているが、いつも上の方にばかり行ってるもんだから低い場所はおろそかになっている。
初フタスジ。
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仕事の時間が迫っていたので15分ほどしかいられなかった。でも、3,4個体がこの場所を巡ってバトルをしているようだった。
来週、早い時間から粘ってみようか。
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by luehdorf | 2013-07-07 01:02 | チョウなど | Trackback | Comments(2)

ゼフ勘なしか?

毎週火曜日、1か月かけたがクロミドリの影は全くなし。時間に追われながらの帰途、道脇の小さなクヌギを叩いてみたらアカが翔び出した。
何とか証拠画像を…。
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その前、周辺をうろうろしていると田んぼと休耕農地があった。
休耕農地ではヒョウモンが翔んでいた。
ウラギンスジ。
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そしてウラギンの吸蜜。
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「富士には月見草が…」と言ったのは太宰であったか。アザミにはヒョウモンが似合う。
面白かったのは、休耕農地の南縁はウラギンスジばかりで北はウラギンばかり。
こいつら「すみわけ」てるのか?
あとはホントにン十年ぶりに出会ったハラビロ君。おぉ~い同輩!
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こちらは黄色が明るかった。若いのだろうか?
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おまけは玄関前の壁に止まってたこれ。ウンモンスズメだと思うんですけど…。
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明日はこれまで通りに「あそこ」へ行くか、ラミーも考えて大菩薩方面に行くか。
最後まで迷いましょう。
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by luehdorf | 2013-07-01 14:08 | チョウなど | Trackback | Comments(2)

西の風…

何が原因なのかは分からない。生活リズムが滅茶苦茶になっている。
まだ、走っている電車と正面から喧嘩しようとは思わないから大丈夫だと思ってはいるのだが…。
とにかく忙しく動いて雑念を振り払っていくしかないであろう。

突然に現れた台風のため、火曜の朝は今にも降ってきそうな様子だった。
まぁいざとなったら長靴もあるし、と車で出る。
途中何ヵ所かフロントウィンドーが濡れた。
ところが笹子を抜けたら晴れている。俄然元気が出ていつものICまでルンルンと…。
ここのところずっと入っている場所の手前でペシペシをやってみたが何も翔ばない。確かにICの近くではクリが咲いているのに、ここはまだ。
定位置に車を止めて探索開始。
まずヒメウラナミジャノメ。
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明るい所で元気に翔び回っているのがいた。お休み前のヒオドシ。出たばかりなのだろうか、やけに鮮やかである。
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ペシペシをしながら移動していると、足元から白いモノが…。
お久しぶりのミズイロオナガシジミ。これも出たてのきれいな個体だった。
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このチョウチョ、田舎では黒条の乱れるヤツが多くて、この個体のようなノーマルを見つけると喜んだものだった。
結局、『西の風』はこれ一つであとは何も見られなかった。『みどりでないやつ』は月末か来月の初め頃かなぁ。とにかくしつこく通ってみよう。
叩きながら見かけたのは以下のラインナップ。青の鮮やかなルリシジミは開翅を狙っているうちに翔ばれてしまった。
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青紋は出てませんでした。

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カワトンボの雌雄かな?
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by luehdorf | 2013-06-13 02:31 | チョウなど | Trackback | Comments(7)

小淵沢周辺…

火曜日朝、天気が良くなってきたので車で出ることにした。週末まで集中工事なので混むことは承知。仕事場の周辺の探索をメインに…。
まずはよく樹液の出る『ご神木』が3年前に見事に切られてしまった場所へ出向いた。何も翔んでいない。そのまま車を進め、飼育係がいるときなら「そんな狭いところは入らないでよ」と当然言われるようなあたりへ。案の定、先が狭くなって行き止まり。慎重にバックし、ちょこちょこ切り返し、方向変換し終えて車を止める。
こんな木が目についたから。
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少し細めだけどいわゆる『台木』で、新枝の元の部分には樹液が。7月になったら。
お休み前のミドリヒョウモンが翔び回るのだがファインダーに入ってくれない。
道の脇に積んである材に黄色のトンボが止まったので、ハラビロかな?と思ったら違った。
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叩いたり覗いたりしているうちにタイムアップ。
仕事場の東、小さな川の脇の斜面をパルが翔んでいた。先週よりも数が多い。オスはずいぶんと痛んでいて、片側の後翅がほとんど欠けているものまで。昼近くで気温が上がったため、活性が高くて全く静止する気配を見せない。ちょうどいい機会だから翔んでるところを狙ってみた。
銀塩のときの、ファインダーを覗いたままでの流し撮りの方が楽だった気がする。明るいところではモニターが見にくいのだ。今度はメガネを外し、ファインダーを覗いて試してみるか。
とにかくN様のおっしゃる「押すべし、押すべし」を実行し、何とか見られるのがこれ。
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まだまだですね。
今の時期、ハリエンジュ(ニセアカシア)が真っ盛り。これ、天ぷらにするとうまい。我が家では川沿いに見えるこの花を見つけると、「天ぷらだ!」と言うのが決まりになっている。揚げているとき、揚げ油から立ち昇る香りがまた素晴らしい。
道脇のヤツに近寄って。
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黒いアゲハ類を見たかったけど果たせず。

来週は夕方まで時間を使える。入笠に入ろうと思って、小黒川林道の状態を伊那の市役所に問い合わせると、崩落の状態がひどいので上からも下からも入れないのだと。
仕方がない、釜無川とその支流域でどこか探してみよう。とにかく天気になぁれ。
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by luehdorf | 2013-05-24 01:27 | チョウなど | Trackback | Comments(5)

撃沈+α

仕事の前のひと仕事をと、早朝に発って『甲州ヒメギフ』の探索へ。場所は長野県との県境、信州峠の山梨県側。
前日から始まった集中工事で中央道はひどい渋滞。二車線を一車線にしただけで国立府中の先から首都高永福の辺りまでつながっている。抜けるのに1時間以上かかった。
さらに姪っ子の旦那が動くようにしてくれたナビ、「おまかせ」にセットしたら総走行距離がやけに長い。ガイドを無視して記憶の通りに「須玉IC」で降りると、リルートして途端に40㎞ほど短くなった。どうやら「おまかせ」では清里経由で走らせたかったようだ。
そんなこんなでやっと9時半過ぎに現地着。横尾山の登山口には5台ほど駐車していた。この山の登山道沿いが一つのポイントなのだが、登山道は県境を越えて長野県。こちらは山梨のモノが欲しいのだから、Uターンして目をつけておいた林道へ。
実はこのとき、少しばかり焦っていた。前日、カメラのバッテリーの残量が気がかりだったのでチャージしておいたのだが、どうも朝にコンセントに差し込んだまま忘れたようだ。だからカメラは単なる「箱」。登山口の入り口やら景色やらを撮ろうとした目論見は見事に外れ。
ともかく気を取り直して林道を流す。想像していたのとはちょいと違っていた。路面はきれいに整えられ、道脇の斜面もコンクリートを吹き付けて固めてある。そして木々がまばらになった斜面でも下草がほとんど生えていない。誰かが「山梨はシカにずいぶんやられてるよ」と言っていたのを思い出した。
途中に2か所、良さそうなピークがあり、30分ほどずつ歩き回ってみたがダメ。そこに至る林床はほとんど茶色で、ポツポツと緑色があるだけ。
越冬疲れのスジボソヤマキとルリタテハ、テング、ミヤマセセリを見ただけに終わった。
11時過ぎに撤収。来るときにパルがずいぶんと翔んでいたので、途中の道端で遊んでもらう。ちろちろと小さなツマキチョウのメスも翔んでいた。伐採木が積んであったのでカミキリは何が?と思って探すと、ゴマフが5,6頭うろちょろしていた。ケヤキとおぼしき材の上にミョーな姿を見つけたからネットをとりに戻ろうとしたら飛び立たれた。タマムシ(ヤマトではない)か何かだったんだろうか?
撃沈ではあったが、ルートの途中にクヌギなどの林もあり、ゼフのシーズンになったらまた来てみようと思った。

新しいPC、なかなか使い勝手が分からない。やっと画像の取り込みなんかができたので先週の駅弁を。
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おにぎりが、梅とおこわとみそ焼きの3種入っている。
串は鳥だんご、まぁ少しは食べられるようになりましたので…(笑)。
そのほかのおかずもちょいと濃い味でおにぎりに合ってました。
気に入ったのは竹皮で作られた容器。結構しっかりしているので、捨てるのはしのびなく持ち帰った。これから先、マイ弁当の入れ物としてしばらくは使ってみよう。

そして1本。
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富士河口湖町の蔵だとか。
朝、新宿エキナカで見つけた崎陽軒のシューマイがつまみでした。
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by luehdorf | 2013-05-16 02:32 | チョウなど | Trackback | Comments(4)

オレンジ不発…

先月末、鉄兄ィから連絡があり、仕事の後に出向いた。
「やっぱりクモツキを飼育したいんだけどどうにかならないかなぁ?」。
10年ほど前に過労から眼をやり、また体力的にも不安を覚えている鉄兄ィは、フィールドへ出るのを控えて飼育に血道をあげている。
自らのネットワークを駆使して、ダレがこんなのを持ってるの?と思えるような産地のモノを飼っている。そして自分のところの食草のキャパシティを超えると、こちらにおコボレが回ってくる。と言うよりも、『コボス』ことを念頭において入手しているようなのである。今回は、まだ来ていないが、まぁGの仲間のひとつ(日本海の向こうのヤツ)の打診があった。
そんな話があればこちらも動かざるを得ない。手近なところで入笠を目指した。R158で釜トンネルの手前の梓川沿いなら確実な所があるけれど、飼育係同道での日帰りはちと辛いからである。(まぁ、ここは、来年以降、夜立ちでの強行軍あるいは1泊2日で行かなければならない所ではある)
入笠はこのところ「マイカー規制」がかかっている。調べてみると、GWの前から土日と祝祭日、7月以降は8月末まで毎日である。これが富士見からのメインルートでのことなのである。
そこで青柳から入った。この金沢林道、高遠あるいはR152方面からの林道とぶつかるまでダート道なのである。しかし、以前、GWの末期に下ってきたときに、ヒメギフがブワッと湧いてきてしばらく遊んだ記憶がある。今回は違った。T字路を左折して頂上へ向かおうとすると、ナビシートの飼育係が「ヒメギフじゃない?」と左を指差す。そう、車の前を道路右の伐採地の方へ翔ぶヒメギフが…。路肩に車を寄せて飛び出すと、カラマツの疎林の中へ元気にはばたきながら消えていった。
でも当初の目的は『オレンジ』なのだからとにかく上を目指す。そしてゲートの前に着くと、2年前と同じ看板が…。帰宅していろいろ調べてみると、相当にひどい崩落であったらしく、現在のところ、歩いて通過するしかないのだとか…。とすれば回り込んで旧長谷村(現伊那市)側からアプローチするしかない。日曜日だから工事は休んでいるはずで、行ける所まで車で突っ込み、そこから歩くことも考えたが、飼育係からストップがかかって断念。遅めのヒメギフ探索にシフトした。
まずは牧場の北門まで戻り、その脇の斜面に入った。いつも下から吹き上がってくるので、斜面を下ってサイシンを探す。傾斜が急になって両足だけでは支えられなくなる辺りまで下がるもなし。もっと下なのか。そこから30mほど下は枯れ沢になっていたが…。
登り返すと、道路に出る辺りに翔ぶものが見える。「あぁ、いる…」と駆け上がってネットをかぶせると、大分スレたオスだった。リリースすると、驚いたように斜面を下っていき、枯れ草色の中で静止して日向ぼっこを始めた。1時間弱粘るもこの1頭だけ…。
場所を変え、初めに目撃した地点に戻って周辺を探索。最近盛んに伐採をかけている所のようで、ずいぶんと開けている。作業路に沿って下りながらサイシンを探すが見当たらない。発生地は別の所なのか?まぁ、ここも来年のGW後半にでももう一度…。

行きのダートコースの途中にカモシカが立っていた。車に驚いて斜面に駆け上がってこちらを見ている。
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これはサルオガセの成長途上か?
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帰途、いつものように立ち寄った温浴施設での帰り際、ロビーで立ち番をしているオネェちゃんが大騒ぎをしていた。ハチが入ってきたと言うのである。
この時期でしかも夜だから、そんな大騒ぎをすることでもないと思って見てみると、ハチなんかではなくカミキリ。
ほうきを持ってこさせて叩き落すとキマダラカミキリ。「もらっちゃうよ」と言って手づかみして携帯灰皿に放り込もうとしたら「刺されますよ」と…。「だからぁ、ハチじゃなくてカミキリムシ」と言って顔を上げると、事務室との境の扉の所で若いニィちゃんが顔色を変えている。「えっ?K君もムシがダメなの?」と聞くと、情けない顔をして「ダメなんです」。
「何があったって、お客さんをそっちのけにして自分たちがパニくっちゃダメでしょ?」と言うと、恥ずかしそうに頷いたものだった。
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by luehdorf | 2012-05-29 00:25 | チョウなど | Trackback | Comments(17)

甲州ヒメギフ

ヒメギフチョウ、宮城の実家からほど近いところで初めて採ったのが’67だった。
今はリンゴ農家をやっているSと、高校に進学したという昂揚感から、何のあてもなく自転車を走らせてたどり着いたらそこで翔んでいたのだった。
驚きもあったが、「こんなにもあっさりと採れるものなの?」という感が拭い去れなかった。そんな訳でヒメギフはたやすいという思いがあり、この30年余りはギフ一辺倒になっていた。
しかし世の情勢は“ギフ採り”には何とも愉快でない状況になってきてしまった。そして、あぁじゃ、こぉじゃとうるさく言われるのも気に食わないものだから、この数年は松本近辺でヒメギフと遊ぶのが常になった。
先日、長野からの帰りに思った。「甲州のヒメギフはまだ手をつけていない…」。
増富、櫛形山など有名どころの名は一応知ってはいたが、他はどうなんだろう?以前にどこやらで、「甲州のヒメギフは標高1000ンm以上の林道が…」とかいうのを見たことがあり、地図を見てみた。
合点したことが一つ。旧牧丘町から西、増富にかけては2000mクラスの山(金峰山など2500m超)を挟んだ北側が長野県。特に牧丘の北の川上村はヒメギフの濃厚な産地ではないか。ならば山の南側のこちらにだってベタにいてもよさそうなもんだ。
とりあえずは増富の東の木賊峠に東、すなわち甲府側からアプローチしてみようと思った次第。

結論を先に述べると、結果はnull。しかし、木賊峠の手前の観音峠への道すがら、地元のチョウ屋と思しき7、8人の集団がネットを拡げていて、話を聞くと「まだ出ている」と…。そして上述の「…標高1000ンm以上の林道…」説を確認すると、「ああ、それは言えるかも…」と…。
来春以降の楽しみがひとつ増えた。
さらに、越冬のキベリタテハを大分見かけた。切通しの陽当たりのよい斜面のある所はもちろん、大菩薩や入笠で“当たり場所”だった「橋」でテリを張るのも3ヶ所ほどで…。
昇仙峡の奥の“奇岩”の景色が気に入った飼育係が「また来ようよ」って言ってるから、キベリの盛期に出向こうかと思っている。

実は今回、不精をして地図でのルート確認をしっかりとせず、ナビを利用しようとした。これが失敗の元で、“おまかせ”にしたら、やたらと高速に誘導したがる。それに逆らって“リルート”を繰り返していたら、こんどは轍はあるものの道の真ん中には丈の高い草が生えている(明らかに1年近くは車が通っていない)道へ誘導しようとする。そんな道には助手席の飼育係が難色を示す(当然か…)から、そこもナビを無視して別ルートへ…。
そんなことを繰り返しているうちに“リングワンデリング”をしてしまい、結局一度下へ降りるはめに…。この時間ロスが1時間半ほど、これが痛かった。帰宅して地図を確認すると、すべてナビの指示を無視していれば最短で木賊峠に着いていたようなのである。
それを話すと、「今まで機械に頼らずにやってきてうまくいってたんだから、今までどおりにやればいいってことなの…」と飼育係に諭された。下調べは綿密にやらなくては…。

ということで、撮ったのは…。

初狩PA(下り)からの富士山。今の季節にしてはすごくきれいに見えた。
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こんな風にスミレもきれいに咲いてました。(上ってきたヒメギフが日向ぼっこするには好適と思える場所で…)
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(どうも近いのはピンがうまく合わない。老眼鏡が必要か…?)

入笠ではこんなヤナギで吸蜜してたっけ…。
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木賊峠から望む富士山。
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帰りに下っていたらいきなり八ヶ岳が見えました。
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by luehdorf | 2012-05-15 01:11 | チョウなど | Trackback | Comments(6)

工業暗化は…?

昨年の秋ごろ、ちょっと考えていて「おや?」と思った。『工業暗化』についてである。
これイギリスの工業地帯で、工場から排出される煤煙で樹皮が黒ずんできたために、オオシモフリエダシャクの白いタイプが目立って、天敵に捕食される機会が増え、代わりに突然変異型である黒いタイプが、隠蔽効果で捕食機会が少ないので個体数が増えてきた、というもので、方向性選択と呼ばれる自然選択の一類型として例示されている。
では、工業が衰退したり、排出ガスの浄化などが推進され、樹皮を黒くする要因がなくなってきたらどうなるのか?
当然、雨などによって黒ずみの原因が除かれ、白っぽさを生んでいた地衣類も再生してくるのではないか。そうすると、今度は黒いタイプの生存に不利になってくるはずである。とすれば選択の方向は今度は白へ傾いていくのだろうか?と思ったのである。そして、白と黒を行ったりきたりする、まるでオセロのような変遷を「進化」と呼べるのだろうかと。
いろいろと調べてみたら、池田さんの近著にあった。
やはり、環境の浄化によって最近は白いタイプが増えているのだと…。さらには黒いタイプは突然変異などではなく、幼虫が黒い餌を食ったことによる生理的な変化なのだと言う説も出ているとも。
また、福岡伸一氏の本(だったかな?)には、教科書などに載っている黒いのと白いのが写っているあの写真は、実際にはピン刺しの標本を置いた、いわゆる「やらせ」なのだとまで…。
ん~ん、やっぱりこれは「進化」とは言えない。単に環境の変化に対応した個体変異の大きさの揺らぎでしかないのではないか。
C.ダーウィンの『自然選択説』からもう150年が過ぎた。そろそろこれを「淘汰」する説が現れてもいいと思う。

今日はこの曲。

「月影のナポリ」なんかでスマッシュヒットを出していた森山さんの、復活の曲と言えるのかな。
オオシモフリエダシャクの白色型、そして西の方でのモンシロチョウ初見へのエールとして…。
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by luehdorf | 2012-03-02 00:01 | チョウなど | Trackback | Comments(2)