再びカミキリを…

 「へなちょこカミキリロード(市川和雄著)」を一気に読み終えた。
 30年以上も前、潜りこんだ研究室がカミキリブームで、カミキリをやらない奴はヒトにあらずみたいな雰囲気だった。ガ屋のKさんもチョウ屋のボクも、メッカ桧枝岐へ拉致されたし、特に年少のボクは、左利きのため右と左の区別が瞬時にできないTさんのナビゲーターとして重宝がられ、「チョウチョなんか時代遅れなんだョ」と朝っぱらから叩き起こされ、いすゞベレットの助手席で、「そっちです…、こっちです…(右、左って言うと逆に行くから)」とハンドルの前で指差してたもんだった。
 でも初心者が桧枝岐みたいな所へ行ったのが不運だった。だって、図鑑を見たら珍しいとか書いてあるのが楽チンで採れるからだ。そして増長してしまう。「カミキリって簡単じゃん」。3年で熱が冷めてしまった。電動かんなを買って得意になっていた親父と作ったビーティングネットの骨もどっかへやっちゃった。そしてチョウチョに戻って30年…。
 今回、この本を読み、「またカミキリをやるか!」って気にさせられた。そう、背伸びせずにじっくり取り組めばいいんだもん。あのときは周りのベテランに何とかついていこうと、随分と無理をしてたような気もする。ピドニアを一生懸命分類・整理しようとしたもんなぁ…。来年はとりあえずこいつらは無視し、大き目の分かりやすいのから攻めていこう。基本は花しゃくりと材のルッキング。しゃくっていてピドニアがいたらリリースすればいい。ナイターも大菩薩に行ったときだけにする。こんな風にまず領分を決めとけばそんなに無理ではないはずだ。
 まずは春のカエデの開花期に…。ン~ン、楽しみだ。
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by luehdorf | 2006-10-17 02:15 | チョウなど | Trackback | Comments(4)
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Commented by 虫林 at 2006-10-17 12:03 x
こんにちは、初めて書き込みさせていただきます。
貴兄の記事は以前のカミキリ屋のはしくれとして、とても懐かしく思います。なにしろ、カミキリ黄金時代を生きてきましたので。先日、月間「むし」で、オオトラ特集号が出たときに、その中に小生が確か高校1年のときに報告した奥日光の大沢の土場で発見したオオトラのタンポウが引用されていたのを発見し、本当にうれしく思いました。カミキリは面白いですよね。小生もこれからもっとカミキリの写真を撮っていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
Commented by Luedorf at 2006-10-17 20:29 x
 虫林様
 わざわざおいでいただき有難うございます。しかし、なんでこんなところにまで…と驚くばかりです。ボク自身が「散歩道」の愛読者なんですから…。
 オオトラといえば、今夏、大菩薩の「S」を訪れたとき、2代目オーナーのF氏が、「ハッシー!この間さ親子連れが『このハチなんですか?』って言って持ってきたのがオオトラ…」。採れるんですねぇ。
 頑張ってみますのでよろしくお願いいたします。
 取り急ぎ御礼まで…
Commented by デッシー at 2006-10-18 20:16 x
九州のいじめについて。
先生。はっきり、情けないです。きっと、守りがあったのだと思う。他の生徒から、「担任の○○、ウザイよねー」って言われることを恐れ、強いものに同調したと思う。元塾講師の私も思うけど、生徒って正直、何考えてるか分からなくて怖い。でも、なんで戦わないんだ? 弱者を馬鹿にして、笑いを取ることは簡単だもの。今のお笑いと似ているところがある。そう、毎日、テレビはこの事件を報道するけど、結局、テレビの影響があると思う(テレビを見るのは生徒が主体だから、先生はその匂いを嗅ぎ取るのはうまい)。それをテレビが「校長が、先生が、」と言うのもいじめの構図と一緒で笑ってしまう。
私が一番好きなテレビ番組は3c、秋山仁先生の「高校数学」です。淡々と、ただ学ぶという行為、本当に楽しいです。サラ金の仕組みなんてなかなか教えてくれない!
次に親と生徒たち。他人事のように見ていたくせに、いざこうなると被害者ぶる、いやだいやだ、本当にいやだ。大っ嫌い。こういうの。狡猾な猿。
Commented by luehdorf at 2006-10-19 11:55
いじめ、はやりの言葉でいえば「ハラスメント」ってことになるんでしょうか? 正直な話、線引きがきちんとしてない感があります。つまり基準が主観だから、いじめられたって側がそういえばそうなっちゃうみたいな…。
 あの担任教師はその辺りの嗅覚が悪かったとしか思えない。つまり、いじっていい奴といじっちゃいけない奴との判別をしっかりしなきゃいけないんだよね。ボクはこの10年ほどでその判別式「D」をちょっとは身につけた気がする。
 子ども達の意識の変化に気づいたのはおよそ20年ほど前、そうTVゲームとゆとり教育がシンクロするんです。権利意識が旺盛でその対極にある義務をきちんと果たせない奴が増えたなぁって漠然と思ってた。一番は親であると思う。しつけと言うか社会生活におけるやっていいこと悪いことのトレーニングがきちんとできないんだ。ボクは何を指標にそれを見るかというと、鉛筆の握り方と箸の持ち方。それがちゃんとできてる子の親は基本はできている(ことが多い)。
 社会に出れば競争の世界に有無を言わさず投げ込まれるんだ。自分にとって不快なことをすべて「いじめ」と感じてしまうような感性を持たない子にすることだって必要なんじゃないか。
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