アホな条例

 ある掲示板にちょっと気になる書き込みがあったのでその先を覗いてみると、昨年の3月に発効した長岡市の条例で、ギフチョウが保護動物に挙げられ、無許可の採集ができないんだとか…。何で新潟でギフを…、という感が拭えない。だって今日本中で一番ギフの多いところでしょ。シーズンに翔んでるチョウチョでもっとも個体数の多いのがギフチョウなんだから。
 そもそも保護する理由はなんなのか?そしてどのようにして保護するのか?全く明確でないのが気に入らない。「希少生物」との表記があったが、ホントに「稀少」なのか。きちんとした調査もなされずにどこやらの市町村が同じことをやってるからウチも、なんていう感覚なら言語道断である。こんなことをやって現実には指定しっぱなし、つまり「過保護」でおかしくなっているところばかりじゃない?
 山梨県南部町富沢、旧富沢町教育委員会が立てた看板があるのみで何にもしてないから、スギが伸びっぱなしになってる。木を伐って陽当りよくしてやんなきゃカンアオイが育たないし、ギフだって増えないんだって。長野県飯田、保護地域にゴミ処理場かなんか作ってなかったっけ? 環境アセスメントで「いない」とやらの発表しながら現実にはいたんだってところもあるし、訳の分からぬ外国人が煽ったら条例制定したところもあった。田舎ってところは「ガイジン」さんの言うことには弱いから…。
 ボクはゴキブリが早く少なくなんないかって思ってる。そんときに行政は「保護生物」にするんだろうか? また、稀少という観点から見れば、ツキノワグマの方がずっと稀少でしょ。でも彼らが里に下りてくると、大騒ぎされ、挙句の果ては有害害獣とかで駆除される。クマに生まれたばっかりに…。クマ君、来世はギフチョウになるんだョ。
 人間を主体に見て有害とか有益とか、貴重とか不要とかの自然観は捨て去るべきじゃないかな。だから「地球に優しい」とかの思い上がったコピーがメディアに氾濫するんだから。
 そういえば、先の条例にはメダカも指定されていた。小千谷の佃煮屋さんはくれぐれもご注意のほどを。名物の「メダカの佃煮」の原料調達に、夢中になって長岡市域には入り込むことのありませんよう。老婆心ながら。
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by luehdorf | 2006-10-16 12:18 | チョウなど | Trackback | Comments(2)
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Commented by デッシー at 2006-10-16 13:29 x
環境問題を考えるなら、昨日のテレ朝の番組を興味深く見ました。アラスカには石油が眠っているらしいのですが、漁をしていた人々が温暖化により毎年氷が減っていくので、イッカクなどをとれなくなり、危機感を抱きつつ石油会社に土地を売り、結果としてかなり裕福(アラスカの家にネオンテトラ!)な生活……今までの過酷な生活は過去の産物です。全てを忘れ、全自動食器洗い機が音を立てています。私は石油資源がなければないなりに生きて行く。今の若い人は出来ますか? 虫もだめな今の若者、大丈夫? まずはコンビニのレジ袋、必要なかったら断りましょうね。コーヒー1缶でなぜ必要か考えて欲しいです。結局、考える力が不足しているとしか思えないのです。
Commented by Luehdor at 2006-10-16 14:44 x
 デッシー様
 不便を甘受し、工夫によって何かを得るんだということを教えるプログラムが必要かもしれませんネ。
 やはりテレ朝の番組でしたが、キャンプ場に真新しい鉄板が捨てられているのが映し出されてました。鉄板は使い込んで手入れをすれば使い勝手は良くなるんです。なぜ、1回こっきりのBBQに新品の鉄板を持っていくの?ってボクは思います。河原で締まった石を探し、焚き火の中に放り込んで時間をかけて焼けば石焼きができるんですから…。これが工夫ですよネ。モノと情報があふれてるもんだからすぐに買っちゃう。そして映像で見たことをマネする。ヒトのやることじゃないでしょ。確かこういうのはサル真似っていうんですよね。
 サル真似をせず、自分で何かのできる子を育ててみましょうよ。親への啓蒙も含めて…。
                                   蝶々ハッシー!
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