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別れのサンバ

’69の夏頃だったろうか、夕食を食べながら見ていた音楽番組で驚いた。おフクロはもう知っていたようで、「この人、目が見えないのにスゴイんだよ…」と。
確かに凄かった。
ギターのテクニックもそうだけれど、感性も…。最後のフレーズ、「あなたの愛したこの髪さえ今は泣いてる」って、19歳の男の感性なの?
翌年、上京して学寮に入ったらHさんという“音楽の天才(?)”がいた。「軽音楽同好会」の“影の黒幕”とかで、渋谷のクラブでバンドのバイトをしていて、体操の練習に忙しいボクとは初めは接点があまりなかった。
ある休日、「ハッシー、お前さんギター弾ける?」と聞かれ、「コードなら少しばかり叩けますけど…」と言うと、「じゃ、これで…」とコード譜を渡された。「リズムは『タッ、ターン』の繰り返しでいいよ」。
Gmから始まるコード譜通りに弾くと、Hさんはフルートを取り出してこちらのギターに合わせて吹き始めた。
ハービーマンの“Coming Home Baby”だった。
1度通した後、「1ヶ月で何とか聴けるようになった…」と…。フルートを始めて1ヶ月だというのである。マジかよぉ~であった。
そんなHさんが、「やっぱり『別れのサンバ』くらいはやれるようになった方がいいぜ」と。「あれ、難しいでしょ」と言うと、「レコードをしっかり聴いて音をとってごらん」。
体操からドロップアウトする頃からやってみた。イントロや間奏での音、曲中での指使いなどがいくらか分かり、完コピではないが“らしき”音にはなった。
ただ、長谷川さんはカポなしCmなのだがこちらは3カポのAm(カポなしではとても指が届きません!)。
そのときに聞いたのがこれである。

その後、Hさんとは部屋でよくガチャガチャとやったものだった。時にはHさんの高校同期のSさんが、一升瓶とともに乱入してきて、3人で酔っ払ってまで…。

最近、仕事の合い間にYou Tubeで見てみると、もはやマネなんかできないギターになってます。

(もっと音やバックのピアノのいいのがあったのだが、「埋め込み不可」になっていた)
それにしても凄い。

面白かったのはこれ。

坂崎氏が珍しく臆した感じなのが微笑ましい。

今度久しぶりにやってみようかな…。
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by luehdorf | 2012-02-24 00:03 | 音楽 | Trackback | Comments(8)
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Commented by itsuki at 2012-02-24 00:45 x
・・・・・・?
ミッション・Gでの”ソロ・ステージの練習でしょうか?
楽しみにしてますよ~~~♪
Commented by luehdorf at 2012-02-24 01:08
itsuki様
書いてる途中だったのにぃ~!
この3パターン、聞き比べるととっても楽しいんです。

“G”、やはりネットとともにギターもですかね。酔っ払ったらハチャメチャになりそうで…(笑)。
Commented by itsuki at 2012-02-24 08:10 x
な~~んだ  まだ書く途中だったんですね
画像だけ貼って・・・・何だろう・・・と悩んでいました

僕もこの曲聴いた時関心しました 凄くギターの巧い人と思いました
中学の頃でしたね・・・・・
Commented by luehdorf at 2012-02-26 01:41
itsuki様
そんなわけなのです。
実はYou Tubeの埋め込みの練習も兼ねて…。

これでいろんな曲を貼り付けられます。
Commented by カトカラおんつぁん at 2012-02-27 20:40 x
長谷川きよしさんの歌うのはちょっと前にも聴いて、アレンジの違いと言うか演奏法の違いにぶったまげたものです。

昔の別れのサンバもいいですが、今の演奏も凄みを増していて、素敵でした。真似のしようがないという点では同感でした。演奏もですが、彼の歌い方も好きですね。
Commented by luehdorf at 2012-02-27 22:36 x
カトカラおんつぁん様
最近のは、「ホントは見えてるんじゃないか?」って思えるような指捌きなんです。
ピアノの辻井君もそうですけど、見えないということがハンディではなく、それ以外の感覚がより研ぎ澄まされるメリットなんでしょうかね。

長谷川さん、デビューのときと全く同じキーです。’90年代半ばに少し隠れていた時期がありましたので、そこでどのようなことをしていたのか…。声の艶が増したみたいですので。
Commented by カトカラおんつぁん at 2012-02-28 08:01 x
カポが3フレットになってましたもんね。声も伸びてますが、低温が若い頃とは違って味が出てきましたね。

フラメンコの技法も取り入れているんで、華やかに聴こえますね。
参議院の選挙に出たことも有ったようですが、全然分かりませんでした。
Commented by luehdorf at 2012-02-29 01:56 x
カトカラおんつぁん様
そうカポタストを使うようになってたんですよ。
フラメンコ的な奏法には開放弦がよく使われるからでしょうか?

最初の奥さん、ヨーコさんと言いますが、「ジョン・レノンの奥さんと同じ名前で…」とかコンサートでダシにしてました。この方、津島玲の筆名で詞も書いていたのですが、お二方、その後に離婚してしまいました。
参院選に出たのはこの離婚の頃だったような…。
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